スペインのプロサッカーリーグであるリーガ・エスパニョーラ(La Liga)の今シーズン終了直後に、「FCバルセロナ」の退団を表明した世界屈指のミッドフィルダーであるイニエスタ選手。世界的ビッグクラブのキャプテンが選ぶ移籍先について世界中で注目されていました。そんな中、イニエスタ選手がヴィッセル神戸と契約し、2018年シーズン途中からJリーグデビューすることが正式に発表されました。

サッカー界の世界的英雄

現在34歳のイニエスタ選手は、スペインのフットボール史におけるベストプレーヤー、世界ナンバーワンミッドフィルダーなどと称されています。多くのサッカーファンの記憶に残るのは、2010年のFIFAワールドカップのスペインとオランダの決勝戦。イニエスタ選手は、延長後半で劇的な決勝ゴールを決め、スペイン初となるワールドカップ優勝に貢献しました。

「新しいチームだけでなく、Jリーグサッカーのアジアにおける成長に貢献したい」と語ったイニエスタ選手

世界最高峰のサッカークラブ「FCバルセロナ」における22年間のキャリアの中で、チームは32のタイトルを勝ち取り、選手個人としてもUEFA欧州最優秀選手賞、ゴールデンフット賞など34もの記録的な数の賞を獲得。過去に「FCバルセロナ」はリーガ・エスパニョーラ、コパ・デル・レイ、UEFAチャンピオンズリーグ三冠の偉業を2度達成しており、2015年からは「FCバルセロナ」のキャプテンを務めました。

アジアのサッカーを変える

楽天会長兼社長三木谷 浩史はイニエスタ選手と共に登壇した発表記者会見で、「イニエスタ選手には、単にチーム力の向上だけでなく、ユース年代向けのアカデミーへのメソッド導入を含め、次世代の育成への貢献も期待しています」と述べました。また、世界最高峰のプレースタイルと技術を日々、実際に目の前で見ることができるようになることは、「ヴィッセル神戸にとどまらず、日本サッカー界に大きなインパクトを与えるもの、そしてアジア全体のサッカーにも影響を与えるものになるのではないか」と話すとともに、「新ヴィッセル神戸」として、アジアNo.1のクラブになることを目指すという展望を語りました。

会見の場で契約書にサインされた後、熱い抱擁が交わされた

イニエスタ選手は、「今日は特別な日です。自分のキャリアの中でも大きな挑戦となります。新しいチームだけでなく、Jリーグサッカーのアジアにおける成長に貢献したいと思います」とコメントしました。会場から契約の理由について聞かれると、「複数のオファーがありましたが、ヴィッセル神戸に提示していただいたプロジェクトに大変興味を持ちました。人として、選手として、チームに貢献できると信頼してもらえていると感じたからです」と答えました。

加入後のシーズン、そして将来へと高まる期待

ヴィッセル神戸は現在J1リーグ上位に位置していますが、イニエスタ選手の加入により、リーグ優勝、さらにはアジアNo.1クラブになるという目標の達成により近づくことができるでしょう。もう一人のスター・フットボーラーであるドイツ出身のポドルスキ選手や、チーム生え抜きの選手たちとの競演に多くの関心が寄せられています。

今シーズンのヴィッセル神戸に是非ご注目ください!