世界中で支援を表明する楽天グループのプライド月間の取り組み
毎年6月は「プライド月間」として、LGBTQ+(注1)の権利について啓発を促すイベントやパレードが世界各地で行われています。ダイバーシティを企業戦略の柱の一つと位置付け、社会に新しい価値を生み出すイノベーションの原動力と認識している楽天も、毎年様々な活動を実施しています。
これまでRakuten.Today JPでは楽天の国内のプライド月間の取り組みを取り上げてきましたが、今年は国内に加えて海外での取り組みもご紹介します!過去の取り組みはこちらからご覧いただけます。
自分らしく、誇りをもって渋谷の街を行進
「プライド月間」に開催される、LGBTQ+をはじめとするセクシュアル・マイノリティ(性的少数者)が、差別や偏見にさらされることなく、より自分らしく、前向きに生きていくことができる社会の実現を目指すイベント「東京レインボープライド」。2018年から楽天もこのイベントに参加しており、楽天社内のLGBTQ+当事者とそのアライ(理解者)(注2)が有志で参加するネットワーク・コミュニティ「Rakuten LGBT+ Network」の協力のもと様々な取り組みを行っています。
代々木公園に設けられた今年のイベントブースでは、毎年実施しているフォトブースを刷新し、たくさんの人にご来場いただき、楽天の公式キャラクター「お買いものパンダ」との可愛い写真の撮影をしていただきました!
また、楽天として社内外に向けて行っているダイバーシティの取り組みの紹介に加えて、楽天のサービスをよりインクルーシブ(包括的。性的指向や障害、人種など様々な違いがある人に対して包摂的な取り組みを行うこと)なものへと進化させるためのアンケートをブースにて実施しました!今回は、楽天のサロン予約サービスである「楽天ビューティ」について、LGBTQ+当事者の目線からサロン関連サービスの利用のしやすさやニーズについてお伺いし、アンケートにご協力いただいた方に限定ステッカーを配布しました。皆さんからいただいたご回答は今後のサービス運営の参考にさせていただく予定です。
さらに、東京レインボープライドのパレードにも参加してきました。100人を超える従業員全員が楽天のレインボーロゴをあしらったTシャツを着て渋谷の街を行進し、一体感のある明るいイベントとなりました!
そんなパレードでは、楽天グループのCWO(チーフ・ウェルビーイング・オフィサー)を務める小林正忠も参加しました。
昨年に続いて2回目のイベント参加となる小林は、「楽天はダイバーシティ&インクルージョンの重要性を理解しています。私たちは組織の多様性を高め、一つのチームを構築することで社会をエンパワーメントする取り組みに継続的に力を入れてきました。楽天はDEIB(多様性・公平性・包括性・帰属意識)のコンセプトに基づき、職場でのLGBT+ネットワークの支援や東京レインボープライドのようなイベントへの参加など、様々な取り組みを推進しています」と語りました。
世界中でプライド月間をお祝い
プライド月間をお祝いするのは、もちろん日本だけではありません。2022年10月には、楽天台湾も現地のプライドパレードに参加し、台湾のLGBTQ+コミュニティの存在を広く知らせると共に、楽天の台湾国内で使われているサービスを紹介しました。
さらに、楽天の米国オフィスでは、国際プライド月間中にいくつもの社内イベントが開催されました。トランスジェンダーやノンバイナリー(性自認が男性・女性のどちらにも当てはまらない性のありかた)のパネリストの体験談を中心としたパネルディスカッションや、性的マイノリティの若者の支援方法についての議論、アライシップの重要性についての対話など、様々なテーマに従業員たちが取り組んだ1カ月間となりました。
誰もが自分らしく生き生きと暮らせる社会へ
楽天はダイバーシティを企業戦略の柱の一つとして、社内外における様々な取り組みを行っています。今後も、人種・国籍・年齢・性別・配偶者の有無・性的指向・性自認などにかかわらず、すべての人が自分らしく生き生きと暮らせる社会を目指し活動してまいります。
(注1)LGBTQ+: レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クエスチョニングもしくはクィアの英語の頭文字を並べた言葉です。ここでは、LGBTQ+に限らず、多様な性のあり方を尊重する意味で使用しています。
(注2)アライ: 英語で「同盟、支援」を意味する「ally」が語源で、LGBTQ+などの性的マイノリティの権利擁護を支援する立場を明確にしている人を指す言葉として用いられています。