「プライドパレード」という言葉をご存知ですか?

50年ほど前に、LGBT*と呼ばれるセクシャルマイノリティ(性的少数者)の方たちが偏見や差別に抗議して、平等な権利を求める行進を50年ほど前にニューヨークで初めて行いました。そのパレードが起源となり、現在もLGBTの当事者やアライ(理解者)**をはじめ、多くの人たちが参加するパレードイベントとして世界各地で開催されているのが「プライドパレード」なんです。

日本では1994年8月に初となる「プライドパレード」が東京で開催されました。近年では「東京レインボーパレード」という名前で毎年開催されています。

今年、掲げられたテーマは「I HAVE PRIDE あるがままを誇ろう」。真の公平が世の中に生まれ、すべての人があるがままの自分を誇ることができ、愛にあふれる社会が実現することへの願いが込められました。

4月28、29日の2日間に行われ、社内有志グループ「楽天LGBT+ネットワーク」が、楽天グループ主体の社員コミュニケーション促進を目的とした活動を行う「Rakuten Smile Project」と共同して、去年に続き参加しました!

その模様を写真でお届けします。みんな楽しそうですね!

*レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの英語の頭文字を並べた言葉です。ここでは、LGBTだけに限らず、多様な性のあり方を尊重する意味で使用しています。

**英語で「同盟、支援」を意味する「ally」が語源で、LGBTなどの性的マイノリティの権利擁護を支援する立場を明確にしている人を指す言葉として用いられています。

今年は過去最多の参加人数!

今回のイベント来場者は、なんと過去最多の20万人!(開催期間である2日間合計) 開催地である代々木公園はご覧の通り、大賑わいです。

楽天もブースを出して、来場の皆様に「LGBT支援が必要なサービス」というお題でアンケートを募っていました。ご回答いただいた皆様、ありがとうございました!

楽天ブースも大賑わい

アンケートには、こんなに多くの方が参加してくださいました!皆さんの関心が一番高かったのは、「生命保険の受取人指定として同性パートナーを選択できるようにしてほしい」ということでした。こういったアンケートから、世の中の意識がちょっとでも変わっていくといいですね 。

ちなみに「楽天生命」では、同性パートナーを死亡保険金受取人に指定することができます。他にも楽天グループサービスとして、「楽天銀行」「楽天ペイ」「楽天カード」「Rakuten Viber」の5つのサービスが、LGBT関連での取り組みを行っています 。

「楽天LGBT+ネットワーク」の方々がブース運営を盛り上げてくれました。一番左がネットワークのリーダーでもあるPaullです。「楽天LGBT+ネットワーク」を中心とした皆さんが、ブースボランティアだけでなく、パレードにも参加しました 。

みんなでパレードしました

「プライドパレード」では、代々木公園を飛び出して、街頭パレードも行いました。パレード参加数は、なんと去年の約2倍となる、約1万人という大規模なものに。楽天も “レインボー”なロゴを掲げて、参列しました!

パレードは代々木公園から始まり、宇田川町を通り抜けて渋谷駅の近くへ。そこから踵を返して、明治通り沿いから明治神宮方面まで…と、渋谷の街にある大きな通りを約1万人が闊歩しました!

パレードのルート上に、「楽天モバイル(旧楽天カフェ)」のショップが!記念に楽天のみんなでパシャリ!今回のパレードは、4月に入社したての19年新卒の皆さんも少なくなかったのが印象的でした。ちなみに、楽天の新入社員研修には、LGBTの当事者たちが抱える問題をはじめ、多様性ある職場環境への理解を深めることを目的としたコンテンツもあります 。

パレードに参加した楽天社員全員で記念撮影!100名を超える社員が「One Team」としてパレードに参加しました 。


楽天は自社の企業戦略の1つとして「ダイバーシティ」を掲げています。それは人間の多様性や、お互いの価値観・個性を尊重しあえる企業を目指すというもの。会社として、LGBTへの理解を浸透させるために社員対象のオープンセミナーを開催したり、性別関係なく使える多目的トイレを導入したり、社内でオンライン・オフラインの相談窓口を設置したりするなどの活動も行っています。

昨年2018年には、そのような取り組みが評価されLGBTに関するダイバーシティ・マネジメントを促進する団体「Work with Pride」の「PRIDE指標」にて、最高得点となる「ゴールド」にも3年連続で選ばれました。

最後に、「楽天LGBT+ネットワーク」のリーダーであるPaullと、「Rakuten Smile Project」のファシリテーターであるKotaからのコメントを紹介します。

「楽天LGBT+ネットワーク」リーダー Paull

楽天が「東京レインボーパレード」でブースをもち、パレードに参列する社員たちの姿を、この目にできてとても嬉しかったです。私たちが参加することで、LGBTの社員にとっても今まで以上に働きやすい職場環境が生まれ、LGBTでない社員の方にも、理解を深めるきっかけになればと願っています。また、楽天に限らず多くの企業が参加することで、一般社会の理解拡大につながればと思います。

「Rakuten Smile Project」ファシリテーター Kota

楽天グループとしてパレードに参加することができたことは、大きな意味があったと思います。今回の参加を通じて会社として多様性を尊重し、積極的な支援をするという姿勢を強く示すことができました。また、たくさんの来場者の方々が楽天ブースへ足を運んでくださり、様々な意見を聞く貴重な機会となりました。