1,300以上の旅館・ホテルから選ばれた、2019年版日本一の朝ごはんが決定!
朝一番の感動を与えてくれる朝ごはんを食べに旅をしてみませんか?
いつもと違う場所で目覚める朝、その土地ならではの新鮮な食材で創意工夫が重ねられた”最高の朝食”を味わえれば、その旅の1日はもっとワクワクしそうですよね。
今年も、日本全国のホテルや旅館など宿泊施設の朝ごはんの日本一を決める「楽天トラベル 朝ごはんフェスティバル2019」の決勝戦を開催しました!
「朝ごはんフェスティバル」とは
「朝ごはんフェスティバル」は、朝ごはんに注力する宿泊施設、さまざまな土地の食文化、そして「朝ごはんをきっかけに行く旅」の魅力を広く紹介することを目的に2010年から毎年開催しています。
今回は、全国の「楽天トラベル」登録宿泊施設の中から、1,300以上の旅館・ホテルが自慢の朝ごはんをエントリー。予選では楽天会員によるウェブ投票の結果と、「楽天トラベル」に寄せられた宿泊者の「食事」に関するクチコミ評価を基に、都道府県第1~3位と、決勝に進出する全国8エリアの代表を決定。決勝戦は東京・品川のイベント会場に8施設が集結し、一般ユーザーやプロの料理関係者、SNSのインフルエンサーなどが実食や盛り付けなどを基に最終審査を実施して優勝と各賞を決定します。
決勝戦当日、ファイナリストの朝ごはんメニュー8品が並ぶ参加ユーザー向けの投票所では、実食したメニューの感想を真剣に話しあう方など、1票に悩む姿が多く見られました。
旅の魅力を、朝ごはんと人を通して知る
当日の会場エントランスでは旅行や食に関心の高い一般ユーザーが列を作り、雨の日にも関わらず1,000名以上の参加者にご来場いただきました。
朝早くから8施設のスタッフと料理人たちがお出迎え。創意工夫と丹精を込めた朝ごはんメニュー8品が、一般ユーザーによる試食審査に用意され、ファイナリスト8施設の各ブースの前で配られました。毎年、全国から選出された宿泊施設がその土地の魅力と食文化を直接アピールできる機会となっています。
上の写真は宮崎県のシンボルキャラクターである”みやざき犬”の「ひぃ」くん。高千穂町に知られる民俗芸能「夜神楽(よるかぐら)」の衣装をまとい地元の魅力をアピールし、女性や子供の興味をガッチリつかんでいました!
他にも新潟県代表の「あてま温泉 当間高原リゾート ベルナティオ」の皆さんは織物や着物文化を大事にする新潟の魅力を伝えるために、あでやかな振袖をまとって会場をにぎわせていました。なんとみなさん、当日の深夜2時に新潟で振袖を着付けして、品川の会場にお越しくださったそうです!
優勝を狙う本気のメニュー作り!その土地ならではの食材を最大限に活用
会場では、一部のシェフによる調理風景も目の当たりにできます。各地に伝わる食文化や料理の工夫がつまった自慢のメニューを調理する姿が直に見られるのもレアな機会です!各地の郷土料理からヒントを得たアイデアや地元で獲れる食材を最大限に活かしたメニューが披露されていました。
旅好きの参加者が多く見られた会場。お友達同士で実食した感想や旅について話しあっている姿が印象的で、「旅先の郷土料理がおいしいと、記憶に残る旅になる」「いつも行く旅は同じ場所を選びがちになるが、朝ごはんの魅力で選ぶのは新しい目線で旅先を選べる」「都内で食べない料理や食材は、その土地を知ろうという興味が持てる」といった声を聞くことができました。
2019年受賞メニューを含む、豪華朝ごはん全8品をご紹介!
優勝 & 旅先で食べたい朝ごはん賞(W受賞)
【新潟県】茸出汁と蟹振袖を纏った焼きおにぎり あてま温泉 当間高原リゾート ベルナティオ
振袖のように盛られたのは、新潟県十日町市近くの日本海で獲れたずわい蟹!新潟県の神楽南蛮味噌で、蟹の炊き込みご飯を香ばしく焼いたおにぎりに、昆布、かつお、茸、そして新潟県を代表する地鶏・越の鶏からとった出汁が合わされ、絶妙な味わいに。「焼きおにぎりと出汁のマッチングが素晴らしい」と絶賛され、審査員と一般ユーザーの投票を合わせて最も高い評価を獲得し、見事、優勝と「旅先で食べたい朝ごはん賞」のW受賞に輝きました。
シェフ・料理家賞
【兵庫県】島の鯛と玉ねぎのウニフィーユ鍋スープ 淡路島洲本温泉 海月舘
海の幸、山の幸に恵まれた瀬戸内海淡路島、鯛とウニの豪華共演!「ウニフィーユ」というネーミングが多くの人の関心を集めていました。地元の漁師さんによれば、秋の鯛は脂がのっているのだそう。鯛、ウニ、そして日本一とも称される淡路島の玉ねぎのコクが合わさったスープが審査員たちの舌をうならし、「鍋スープとしては最高の出来」と評価されました!
フォトジェニック賞
【栃木県】野菜スープ南瓜フラン 栃木テロワール 那須温泉 ホテルエピナール那須
那須の農家さんたちが丹精を込めてつくった25種類以上の野菜をフレンチシェフが上品に仕上げたヘルシースープ。彩りの豊かな野菜と、その下にあるカボチャのフラン(洋風の茶碗蒸し)とほうれん草のスープの層が、朝の冷えた体を温めます。「海のない栃木県だからこそ、地元で穫れる野菜と食材にこだわったメニューを考えました。野菜の可能性を感じに来ていただきたいです」と料理長は話しました。
郷土賞
【高知県】ウツボと旬野菜の土佐茶漬け サウスブリーズホテル
高知の名物はカツオだけじゃないんです!実は、カツオのほかウツボも一般的な料理として愛されています。高知の水族館では、ウツボの説明に食べ方や料理の仕方も書かれているのだそう。太平洋の海から獲れる新鮮なウツボのから揚げは、臭みもなく上品な白身のもっちりとした食感で、朝のお茶漬けに最適です。高知の食文化を伝える朝ごはんは、見事「郷土賞」を獲得しました!
その他決勝進出施設
【北海道】野菜スイーツ アスパラガスのタルト センチュリーロイヤルホテル
北海道産の生クリームと卵、アスパラガスをシンプルに使用した朝から“カラダにやさしい”一品。自然食材の甘さが引き立ち、スイーツ好きにはおススメの一品です!ホテルレストランの朝食では、野菜と玄米をたっぷり使った体に優しい食をテーマに、約90種類の創作メニューを季節ごとに提供しています。
【岩手県】海の幸てんこ盛り浜カレー 浄土ヶ浜旅館
釜の器に三陸ブランドのカキやイカ、貝などの一級品の海鮮具材が盛られたインパクトあるシーフートカレー!食べる際は、ふっくら炊きあがった釜めしに、別皿に用意されたカレーを豪快にかけて食べるのが浄土ヶ浜旅館流。女将と若女将が自らSNS動画に登場するなど、SNSをPRに積極的に活用しているのだそう。海鮮出汁と旅館スタッフ一同の愛情が込められたカレーは、お子様でも楽しめるマイルドな味わいがあります。
【広島県】とろける食感!島旨フレンチトースト ホテル宮島別荘
宮島で旨いパンを食べて欲しい!という想いからホテル内にベーカリーが設けられ、島の旨いパンを食べていただくという意味から名づけられた “島旨パン”を提供しているのだそう。広島県瀬戸内海の太陽を浴びて実ったフレッシュブルーベリーと、モチモチ食感のパンケーキがたまりません!
【宮崎県】宮崎の恵み あゆ甘露煮の焼きおにぎり たまゆら温泉 宮崎観光ホテル
「日本の米づくり百選」に選ばれている宮崎県えびの市産の米「ヒノヒカリ」、そして照葉樹林の深い森に貯えられた湧水が流れる綾川から獲れた鮎という素材を厳選した朝ごはん。鮎をじっくりと煮込んですりつぶして味付けをした香ばしい焼きおにぎりと、合わせ出汁のスープが格別の味わいを生みます!
シェフ、有名料理家、そしてSNSインフルエンサーによる実食審査
各賞は当日の一般ユーザーによる投票結果に加えて、審査員により、料理のおいしさ、視覚的な美しさ・楽しさ、地域性、朝ごはんらしさの4項目で審査されました。記念すべき10周年を迎えた今年は、SNSのインフルエンサーによる審査も加わり、一般ユーザーに近い視点での評価がより多く反映されていたのが特徴的でした。
「花に水、人に愛、料理は心や!」のフレーズで有名な料理家の神田川 俊郎氏は、「今回はどの朝ごはんも(評価の)点数が並んでおりました。10年間審査をしてきましたが、今年はとくに立派で、色、形、味、どれも本当に良かったです」と総評を述べました。
2019年ファイナリストと各都道府県の1~3位の朝ごはんはコチラ▽
https://travel.rakuten.co.jp/special/asafesta/2019/1st_stage/
朝ごはんから楽しめる旅行を是非お試しください!