5万以上の店舗から年間のベストショップを表彰する「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー」

2025年1月30日(木)、今年で27回目となる「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー」授賞式を開催しました。毎年恒例の本イベントは、「楽天市場」に出店する5万以上の店舗様の中から、年間のベストショップを表彰する授賞式です。当日は、全国から受賞された「楽天市場」出店店舗の皆様が集結。とても華やかな雰囲気での実施となりました。
「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー」(通称:SOY)は、売り上げやお客様対応、レビュー評価、ユーザーの投票をもとに選ばれる、「楽天市場」出店者にとって最も栄誉ある賞の一つです。SOYには総合賞のほか、特別賞、サービス賞、ジャンル賞があり、それぞれ異なる視点から優れた店舗様を表彰します。これらの賞はさらに細かく65種類に区分され、今年度は133の店舗様がノミネートされました。

全国各地から集まった店舗代表者たちが一堂に会した授賞式の最後には、最高栄誉となる「総合賞」の総合グランプリを発表。緊張感に包まれる中、楽天の代表取締役会長兼社長である三木谷から総合賞グランプリとして海鮮物販売店の「越前かに職人甲羅組(DENSHOKU)」の名前が読み上げられると、「お〜」という歓声と共に会場は大きな興奮に包まれました。

受賞者である株式会社 伝食 代表の田辺晃司さんは壇上に上がり、三木谷と共にカニポーズで記念撮影。「まさか総合グランプリを取れると思っていなかった」と、驚きの様子で受賞の思いを語りました。
「私たちは、2011年に福井県敦賀市で創業し、今年3月で14年になります。当初は、ワンルーム8畳からのスタートでした。事業計画書に『10年で年商50億円』と書いたものの、銀行の方には『現実を見てください』と言われたことを覚えています。でも10年が経ち、年商100億円を達成することができました。一緒に夢を追いかけてくれる仲間がいたことがこの結果につながったと思います」と、涙ながらに振り返りました。そして、「もっと上を目指すため、明日からはグランプリを受賞したことを忘れたいと思います。ゼロから再出発する思いで、仲間と共に新たな挑戦に挑みたい」と力強く語ると、会場からは割れんばかりの拍手が送られました。
授賞式の最後には、三木谷が登壇し、改めてお祝いの言葉を伝えるとともに、現在の国際情勢の変化やAIなどの新たなテクノロジーの台頭に触れ、「インターネット・ショッピングは、究極の対面販売。楽天創業から27年経ちますが、技術やスケールが変わってもその本質は変わらないように思います。楽天は世界に起きている大きな流れを皆さんの力に変えていきたい。これから様々なチャレンジが待っていますが、一緒に乗り越えて成長していきましょう」と激励のメッセージを送りました。
