【International Women’s Week】楽天のデータ基盤を支えるClaraさんに聞く、キャリア成長の裏側と“自分でリズムを作る”働き方

3月8日は、国連が制定した国際女性デー。
女性の多岐にわたる功績を称えるこの特別な日に向けて、「Rakuten.Today」では、「International Women’s Week」シリーズをお届けします。
楽天で輝く女性たちのキャリアやライフスタイルに迫る本企画。

今回は、AI & Dataディビジョンで楽天のデータ基盤を支えるClaraさんに、そのキャリアと働き方について伺いました。


楽天グループ株式会社
AI & Dataディビジョン
アナリティクス&メトリクス部
ヴァイスマネージャー
Clara

データドリブンな意思決定を支える、データパイプラインエンジニアリングの仕事

私は現在、データパイプラインエンジニアリングを担うチームのヴァイスマネージャーとして、データパイプライン(注)の設計・開発・運用と、チーム内のピープルマネジメントを担っています。ピープルマネジメントにおいては、マネージャーと密に連携し、技術的な意思決定からプロジェクト進行、チームにいる7名のメンバー育成まで多岐にわたる役割を担っています。

(注)複数のソースからデータを収集、分析し、データを理解しやすい形で提示するために使用するプロセスとツール

私たちの最大の使命は、ビジネスやサービス運営における意思決定がデータに基づき迅速に行えるよう、信頼性の高いパイプラインを提供することです。法令および楽天が定める個人情報保護方針に則ってサービスサイトやアプリから蓄積している、匿名化された膨大なユーザーアクティビティデータを処理し、各サービスや自社分析プラットフォームに提供するまでの一連の流れを担っています。高いスループット(処理能力)と低遅延が求められるため、要件定義から設計、運用改善に至るまで、常に高い技術水準が求められます。

その中でも特に大きな取り組みだったのが、パイプライン全体のプラットフォーム移行プロジェクトです。大規模かつ複雑な構造を持つ既存パイプラインをクラウド基盤に移行することは大きな挑戦でしたが、結果的にスケーラビリティ・耐障害性・コスト最適化の面で大きな価値を生み出しました。

システム安定化の挑戦と登壇経験で得た自信と学び

数年前、私たちのチームは社内にデータを提供するためにパイプラインの改善を行いました。特に開発ルールの見直し、レビュー体制の強化、データQA(品質保証)プロセスの拡充に取り組みました。改善には時間がかかりましたが、継続的な検証と仕組み化により、最終的には不具合の件数を大幅に削減し、チーム全体の生産性向上につながりました。

さらに昨年10月、エンジニアに向けた社内のカンファレンスにおいて、マネージャーとともにプラットフォーム移行プロジェクトについて発表する機会に恵まれました。

私はもともと大勢の前で話すことに苦手意識を持っていましたが、チームとしての成果を広く共有するチャンスであり、自分にとっても成長の機会になると考えました。マネージャーと協力し、資料作成からリハーサルまで徹底的に準備を重ねた結果、会場とオンラインにいる多くの参加者に、移行プロジェクトの全体像とチームの努力を伝えることができました。

このプレゼンテーションが好評で、「他のカンファレンスでも話してほしい」という打診もありました。この経験を通じて、「自分のコンフォートゾーン(慣れた領域)の外でも成果を出せる」という大きな自信を得ることができ、技術者としてだけでなくリーダーとしての成長にもつながりました。

“意図的な時間の使い方”で仕事と創造の時間を両立

プライベートでは、友人と過ごすことや、絵画・裁縫といったクリエイティブな趣味を大切にしています。創作活動は、仕事とは違う集中の仕方ができ、気持ちの切り替えにも役立っています。旅行も好きで、日本国内の様々な場所やアジア各国を訪れることで、新しい体験や発見からエネルギーをもらっています。

仕事の性質上、集中すると夜遅くまで作業することもありますが、生活のリズムを整えるために、意図的に「時間の区切り」を作るようにしています。スカッシュ、絵画教室、友人や同僚との夕食など、平日夜にも予定を入れ、仕事との境界を自然に引くようにしています。また、残業時間を細かく記録し、フレックスタイム制度を活用して月全体で労働時間を効率的に配分することで、健康的なワークライフバランスを維持しつつ、常に良いコンディションで仕事に向き合えるようにしています。

この“自分でリズムをつくる働き方”は、長期的に仕事の質を保つうえでも欠かせないと感じています。

※ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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