Rakuten×NewsPicksトークイベント:エンジニアが働く環境とは?

エンジニアが働く理想の環境とは?ベンチャー企業として注目を集めているソーシャル経済メディア「NewsPicks」と、昨年創業20周年を迎えながら今もなお起業家精神を大切にしている楽天。互いに違う職場環境で様々なエンジニアを抱えるこの2社が、エンジニアの働く環境について語り合うトークイベントが9月に開催されました。

開催場所は六本木にある「NewsPicks Roppongi」。新しく、開放感のあるイベントスペースで行われたこのイベントには、2社のエンジニア組織について関心のある約50名の現役エンジニアやエンジニア系管理職社員などが参加しました。両社の社員が議論をリードするテーブルではエンジニアの職場環境について説明され、「多様性」や「自由」な働き方について話し合われました。

責任と信頼が「自由」な職場環境をつくる

この日はNewsPicksのCTOである杉浦 正明氏が参加。勢いに乗るベンチャー企業の環境に興味をもって参加された方が多く見られました。杉浦氏は、NewsPicksのエンジニアたちが働く環境について、「一言で言うと『自由』です。とにかく自由な文化というものを大切にしています。しかし、必ず仕事には『自由』と『責任』がセットになっています。出勤時間は決まっていないので、何時に来て、何時に帰ってもよいのですが、アウトプットを出さないと評価されません。チームがゴール達成のヴィジョンを共有し、それぞれが自ら行動を起こしていく。そういった点がエンジニアの文化、組織作りの根底にあります」と語りました。エンジニア同士が助け合い、補い合いながら成果を出す方法は柔軟でありつつも「質」が重要視されており、「自由な環境はモラルを尊重することや信頼関係によって築かれている」という説明が印象的でした。さらには、休みの取り方や育成制度について、旅行先でも働けるというリモートワークについての質問も聞かれ、自分の会社に取り入れるために参加を決めた方がいるほどでした。

当日は楽天イーグルスのユニフォームを着て参加したNewsPicksのCTO杉浦 正明氏


多様性を持ち、互いを尊重する楽天のエンジニアカルチャー

楽天に大企業のイメージを持つ参加者には、楽天は縦型の組織ではないのか?というイメージを持つ方も少なくありませんでした。その点について、楽天のエンジニア採用担当者は、会社の規模が大きいためある程度のルールは必要であることを説明しつつ、「社内にはいろんな組織がありますが、型みたいなものはありません。一つの大きな会社の中に、様々な機能をもった部署やチームが存在します。インフラのチームであったり、開発のチームであったり、開発もウォーターフォールやアジャイルであったりと『多様性』があります。国籍を問わず個性、能力、ワークスタイルなど様々な点でそれぞれの良さを認め合って協力し合い、尊重しあうカルチャーが楽天にはあります」と70以上のサービスを提供しているプラットフォームを支えるエンジニアカルチャーについて説明しました。多様性のある社員が連携し、自主的に声を上げて実行するプロジェクトへ大きな投資をする企業文化にも大きな関心が集まっていました。

自由な裁量や組織としてのルールの多さに関してはそれぞれに違いがありましたが、2社の共通点として、「それぞれがユーザーに良いサービスを提供するという共通の目的を持っているからこそ、皆で協力して問題解決や新しい試みができること、そして何事も他人事ではなく自分事で考えられる社員一人ひとりの責任が重視されることが2社に共通していると感じました」と楽天のマネージャー社員はイベント後に感想を述べました。

NewsPicksのような新しいベンチャー企業と同様、創業20年を経た楽天は今も「大きなベンチャー企業」という精神を持ち続け、多様性のあるエンジニアカルチャーを育成しています。10月27日には、楽天のエンジニアが自主的に企画運営し、今年で12回目の開催となる「Rakuten Technology Conference」が控えています。AI、ビッグデータ、ブロックチェーンなど最先端の研究や取り組みに関して、第一線で活躍する国内外からのゲストによる講演や社員によるハッカソンなど企画盛り沢山のイベントに是非一度ご参加ください!

もっと見る

おすすめ記事

Close
Back to top button