【Employee Voice: Taku】知識共有とチーム力を活かして経理から他部門への架け橋に
Taku
コマース&マーケティングカンパニー
コマース経理部
シニアマネージャー
現在の仕事内容
現在、コマース経理部で広告関連の事業や子会社を担当する経理課のマネジメントをしています。コマース経理部は、経理財務の観点から各事業の成長を支援し、担当事業に対し財務経理面から協力することで事業運営の一翼を担っている部門です。社内の関連部署と連携しながら財務や業績など必要な情報を収集し、予算管理部門と共に各事業部長や決定権者にとって最適な意思決定のサポートをすることも重要なミッションの一つです。新サービスや組織変更に伴う会計処理や経理オペレーションの検討にも携わり、個社を4社同時並行で立ち上げるという経験も積みました。事業部を超えて自由闊達に意見交換ができるオープンな楽天の環境下、経理部門としてシステムリプレイスや制度改定への対応などのサポートにやりがいを実感しながら取り組んでいます。
なぜ楽天に?
大学卒業後にシステムエンジニアとしてSIer系の企業に就職し5年間勤めました。その後、会社の経営などにも携わりたいと考え、経理職にキャリアチェンジし、前職ではIT系ベンチャー企業に約8年間勤めていました。経理職として入社したものの、約30名の会社であったため経理を中心に、人事、総務、法務、経営企画など管理部門全般を一通り担当しました。次のステップを考えた時に「大企業はどのようなことをやっているのか」という興味から日本を代表するIT企業である楽天への転職に至りました。実際に入社し働いてみると、各管理部門には専門知識を持つプロフェッショナルが存在するので、そのような人たちの知恵を借りながら仕事を進めていくことができる点に企業スケールの大きさを実感しています。大企業でありながら「スピード!!スピード!!スピード!!」をモットーにやり遂げる楽天の成功のコンセプトにも大変共感しています。
キャリアについて
私はシステムエンジニアから経理職へのキャリアチェンジし、その後に楽天と出会い、現在の経理部でマネジメント業務に携わっています。経理部門に所属しながら、総務、法務、人事などプロフェショナルな人たちと一緒に仕事をすることで知的財産、コンプライアンス、労務管理、セキュリティ関連など様々な知識が増え、常に情報のアップデートができます。このような蓄積が自分の仕事の幅を広げていると実感しており、次へのモチベーションにもつながっています。自分自身が他部門の人に経理について伝える場では、あえて専門用語は使わず分かりやすい表現を心掛けています。楽天のオープンな企業文化で共に学び合いながら成長できる機会や環境は、常に刺激を与えてくれるので、楽天が従業員向けに設けている様々な研修に参加することもキャリアアップの後押しになっています。
現在の環境
私が所属するチームの雰囲気は非常に良いと感じています。マネージャーとして部門をまとめるにあたり気を付けていることは、メンバー個々がプロ意識をもって仕事に取り組む姿勢を尊重することです。私は楽天の多様性こそがイノベーションの原動力という考えを非常に重要だと思っています。チーム内には個の力を発揮して活躍してくれるメンバー、コミュニケーションを密にとってチーム力を上げてくれるメンバー、国際経験が豊かなメンバーなどさまざまな強み、個性、可能性を持ち合わせた人たちが集っています。だからこそ、ひとり一人の多様性を重視し生かせるようなマネジメントを心がけています。チームミーティングの際、メンバー同士で仕事に関連するニュースなどをすすんで情報共有するようなフラットさも魅力の1つです。私自身「チームメンバーがあってこその自分」と常日頃思っていますし、チームの個々人が自分の仕事に責任とプライドをもって取り組んでくれていると実感しています。
-楽天だからこそできることは?
様々な事業で多くの部署の人たちと一緒に仕事を進めていけることにスケールの大きさと面白さを感じています。たとえば新会社設立の場合はPMI(ポスト・マージャー・インテグレーション)、事業担当、管理部門全体で、制度改定の場合は本社経理、事業側、テックチームというように互いが協力し合って進めます。それを積み重ねていくことで社内でのつながりができ、プロジェクト終了後も様々な相談がし合えるような関係構築ができることも楽天ならではだと思います。現在、複数の事業や子会社を7社ほど担当しており、それぞれの事業の人とやりとりを通して、各事業・子会社の状況を把握することができています。
-今後の目標について
もともと新しい物好きであり、未経験のことが次々に起きても、それを面白いと捉えるタイプなので「イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントする」という楽天の企業理念に共感しながら日々、仕事に取り組んでいます。経理部門にはさまざまな情報が集まってくるので部署ごとの特徴や利点を理解しやすく、成功事例については横展開をしてさらに広げていくことが可能です。「他の事業はどうしているのか」など事業の人から聞かれることもあり、情報のハブ的な役割を担っていることにもやりがいを感じています。今後も社内外の変化に対してスピード感を持って常に能動的に取り組んでいきたいと考えています。