【Employee Voice : Taro】法律相談からプロジェクトのスキームまで、 弁護士の見地から事業のリスク管理を遂行

Taro
法務部
法務課

現在の仕事内容

弁護士有資格者として、新規サービス立ち上げやプロジェクトにおける法的対応などを行っています。特に注力しているのはフィンテック、スポンサーシップ、データ関連業務。例えばフィンテックは、新たな決済サービスの開発、スポンサーシップはスポーツ関連業務の契約、データは個人情報といったセンシティブな情報の取扱方法などについて、法的観点から手引きします。サービスに必要なライセンスや、契約、規約などを明示し、プロジェクトの全体像を踏まえたスキーム作りを主導することもあります。

現在の環境

同じ法務部メンバーや、事業側の企画・管理担当メンバーと仕事をする機会が多いですが、皆さんモチベーションも能力も高い方ばかり。最先端技術、例えばブロックチェーンを使ったサービスについて議論をし始めたら、実現のための課題まで、話が進展していきます。法務部内では各メンバーが自身の得意分野に関するノウハウを持ち寄って、難しい案件にも一緒に取り組んでいます。とても刺激的で楽しい環境です。

スキルアップについて

スピードを重視する企業風土なので、限られた時間の中でプロジェクトをリリースしなければならないケースが多くあります。その際の私の役割は、より実践的な観点で法的なリスクに鑑み、ゴールまでのマップを作成することです。リリース日に向けて、事業の方々と共にリスクを減らす議論を行い、ときに仕組みを変え、契約内容を改良し、案件をゴールまで導く。そんな問題解決能力を磨いている日々です。私の前職の現場は国の機関でしたが、楽天入社以降は“スピーディにやり切る”力が向上したと思いますし、部署間の調整力も磨かれています。

キャリアについて

本社の法務部として、海外支社のビジネス動向を理解するには、現地で働くことも必要だと感じています。今後は、よりグローバルな仕事を経験し、海外支社も含めた全社的な観点でリスク判断にかかわる業務に就きたいです。法務の視点から海外ビジネスの理解を深め、幅広い視野を身につけ、ゆくゆくは子会社との調整、コントロールに携われたらとも思っています。そして、たとえばコーポレートカウンセル、ゼネラルカウンセルなどとして、経営陣の法的なリスク管理や意思決定のサポートができるような存在になりたいですね。

–年間の担当案件数は
何件くらいですか?

細かい通常案件まで入れると数百件。法務の側から問題提起をすることもよくあります。
 

–今の所属部署の人数と中途入社者の
割合はどのくらいですか?

20人弱で、中途は6割ほど。新卒の方も活躍しています。法律のバックグラウンドがある方はもちろんですが、そうでない方も各自の強みを生かして活躍しています。

–休日は主に何をして過ごしていますか?

サッカー観戦。英語とアメリカの法律も勉強中です。アメリカの弁護士資格取得を目指していますので。
 

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