【開催レポート】リアル会場の興奮をお届け!「楽天新春カンファレンス2023」

恒例となっている「楽天市場」の出店店舗さん向けイベント「楽天新春カンファレンス2023」。出店店舗の皆様に「楽天市場」における戦略を共有するとともに、店舗運営に役立つ学びや店舗同士の交流を深めていただく場としてご活用いただいています。

昨年に続いてリアル&オンラインのハイブリッド形式で実施され、東京のリアル会場には約2,200名、どこからでも参加できるオンラインでは3万名以上の方々が集結。三木谷による基調講演でイベントが開幕し、戦略共有会や分科会、豪華なゲスト講演のほか、リアル会場ではパートナー企業の協賛ブースや、新春ならではの書初めブースなどなど……、様々なブースや企画を展開しました。

閉幕するその瞬間まで大きな賑わいをみせたこの「楽天新春カンファレンス2023」。本記事では、リアル会場の様子をレポートします!

13:00〜、三木谷の講演によってイベントが開幕

週明けから強烈な寒波が襲来し、東京都心で日中も10度に届かない真冬並みの寒さとなったイベント当日。来場者がまず足を踏み入れるのはエントランスホールです。華やかなじゅうたんや美しいアクリルのオブジェに気分を高揚させつつ会場へ。巨大シャンデリアが彩る大型宴会場や別室のサテライト会場には、約2,200名におよぶ「楽天市場」の出店店舗の皆様がお越しになっていました。

受付を終えると楽天従業員が来場者の皆様をお出迎えし、会場にご案内します。
イベントのオープニングを飾った三木谷による講演では、2030年に向けた決意を表明しました。

13時になり、三木谷の講演で本イベントが開幕。「楽天市場」を中心として国内EC流通総額10兆年を目指す「10兆円計画」に向け、「楽天モバイル」に注力している理由が語られました。

(三木谷講演については、以下のリンクからダイジェストをお読みいただけます。)

参考記事: 楽天新春カンファレンス2023で三木谷が語った“モバイル”で成長する「楽天市場」
https://rakuten.today/blog-ja/rakuten-ichiba-new-year-conference-2023-j.html?lang=ja

会場の皆様はどうお感じになったでしょうか。お話を聞きました。

左: 濱崎宰(はまさき・つかさ)様/PRIDE’S(プライズ)
右: 森裕也(もり・ゆうや)様/同
左: 井上悠(いのうえ・ゆう)様/e-kit(いーきっと)
右: 斎藤竜一(さいとう・りゅういち)様/Seoul days 楽天市場店

干物の製造工場を営む湯川仁様(小田原ひもの 山市干物専門店)は、「食品業界はEC化が遅れているので、モバイル事業によるこれからの変化を思うととても楽しみです」と話します。また、森裕也様(PRIDE’S)は、「三木谷社長や楽天全体で、一貫して『楽天市場』の成長について考えてくれていることがわかって嬉しかった」とその想いを伝えてくださいました。

さらに、「楽天には苦境を跳ねのける力があると信じています。モバイル事業が成長を続け、利用環境のさらなる改良に期待しています」と、三木谷の大きな目標に向けて前向きなご感想をくださったのは斎藤竜一様(Seoul days 楽天市場店)です。

三木谷の講演の後には、楽天の役員陣による「2023年上期戦略共有会」を開催。事業全体と開発領域の2つの切り口で、新しい年に向けた戦略を皆様と共有しました。

14:30〜、書初めからだるままで!「交流スペース」で多彩なブースを堪能

14時半になり、「交流スペース」のある大宴会場の奥では各種相談ブースが軒を連ね、データ分析やブランディングサポートサービスなどについて、サービス担当者が直接店舗さんのお話を伺っていました。

この広大な会場で人気を博していたのは、新春ならではの書き初めコーナーです。「年商2億」や「SOY受賞」(SOY=楽天SHOP OF THE YEAR)、「日本一」などとしたためる皆様の真剣なまなざしからは、ほとばしる熱意が感じられます。

書き初めには環境配慮の側面から水筆用紙を使用。巨大だるまの横で書初めを掲げた皆様をインスタントカメラで撮影し、その場でお渡ししました。
常に行列ができていたフォトスポット。袴仕様のお買いものパンダや門松を背景にして撮影を楽しまれる方々の楽しそうなお姿が見られました。
相談ブースが設置された宴会場「崑崙」では、たくさんの来場者の方々で賑わいをみせました。

14:50〜、分科会やゲスト講演、そして「NATIONS」によるつながり

14時50分からは、3会場で計7つの分科会を実施。各会場では、配送品質向上に関する施策や、4月より順次開始の「SKUプロジェクト」(※)などの注力施策について説明があり、ゲストスピーカーによる分かりやすく軽妙な語り口で、時に笑いも交えながら和やかに会が行われました。

※SKUプロジェクト…ユーザーへ利便性の高い購買体験を提供するため、「楽天市場」の商品登録において、商品データを従来のテキストベースからSKU(最小管理単位)ごとの管理に変更するもの。

また、分科会と同時間帯に開催された豪華なゲスト講演では、元ネスレ日本株式会社代表取締役社長兼CEOであり、現ケイアンドカンパニー株式会社 代表取締役の高岡浩三(たかおか・こうぞう)様や、第72代横綱 稀勢の里として日本を沸かせた二所ノ関寛(にしょのせき・ゆたか)様がご登壇。ご自身の体験に基づく貴重なお話が展開され、来場者の耳目を集めました。

大小6部屋からなる広大な会場を回っていて特に印象的だったのは、店舗さん同士の活発な交流です。交流を楽しまれていた方々にお話を伺うと、レクチャー型コンサルティングサービス「NATIONS(ネーションズ)」でお知り合いになったといいます。「楽天市場」の出店店舗さんが講師となり、売上拡大を目指す店舗さんに勉強会を提供する楽天独自の「NATIONS」について、その魅力をお聞きしました。

左:町田佳子(まちだ・よしこ)様/GROWING RICH(グローウィング リッチ)
右:西熊優花(にしくま・ゆか)様/LEBELA -レベラ-

「NATIONSでたくさんの横のつながりができたことが店舗運営の促進につながっています」とは、チームの“先生役”となる「リーダー店舗」を務めた井上悠様(e-kit)です。町田佳子様(GROWING RICH)は、「仲間同士で切磋琢磨できるのが良い。一人ではできなくても、施策をみんなで共有したことで売上アップにつながった」と、熱のこもった声でご自身の体験をお話くださいました。

サービスの認知と直近の講座への集客を目的に、「NATIONS」のブースも展開。「これは楽天しかできないサービスだと強く感じます」と、ファシリテーターの方からお話を伺いました。
データ分析や在庫管理、「楽天市場」のショッピングSNS「ROOM」などに応じた各相談ブースでは、様々な方々が直接相談や質問を投げかけていました。

こんな風に会場を巡って皆様のお話を聞いていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

18時に開始した懇親会では、料理や飲み物に舌鼓。店舗の皆様は最後の最後まで交流を楽しまれ、大熱狂のうちに本イベントは幕を閉じたのでした。ご来場の皆様も、オンラインでご参加の皆様も、誠にありがとうございました。


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