日本発・アジア最大級のスケートボード国際イベント「UPRISING TOKYO Supported by Rakuten」にスターが集結

2023年5月26日(金)から28日(日)までの3日間、「有明アリーナ」にトップクラスの選手たちが集結する、日本発・アジア最大級のスケートボード国際イベント「UPRISING TOKYO supported by Rakuten」がいよいよ開幕します。

今回出場する選手には、堀米 雄斗選手や西矢 椛選手のほか、シェーン・オニール選手、イショッド・ウェア選手、ジェイミー・フォイ選手など、世界で活躍する多くの選手が名を連ねています。選手たちのハイパフォーマンスが観戦できることに加え、本イベントではスケーターを核としたストリートカルチャー、ファッション・音楽とを融合させた演出なども予定しています。(以前、イベントの魅力をご紹介した記事はこちらです)

ストリートスケートボードのスターたちが集結

「UPRISING TOKYO Supported by Rakuten」開催にいたった背景を、本イベントを主催する楽天グループ株式会社のコマース&マーケティングカンパニー エンターテインメントコンテンツ事業 IPコンテンツ事業部 シニアマネージャー 藤岡さんとヴァイスシニアマネージャー 大場さんに聞きました。


―「UPRISING TOKYO Supported by Rakuten」開催のきっかけは

藤岡: 東京2020オリンピック競技大会で日本選手が快挙を成し遂げたことで、日本でもスケートボードと関連するカルチャーへの関心が高まっています。しかし海外と比べてしまうと日本国内での認知度、熱狂度にはまだまだ伸びしろがあると考えています。

「UPRISING TOKYO Supported by Rakuten」に向けた検討が加速したのは、2022年4月のことでした。楽天と、トップ選手である堀米 雄斗選手が戦略的パートナーシップを開始したからです。

堀米選手は、日本でもっとスケートボードを普及させるために、「自分は何に取り組むべきか」、「楽天と共にどのようなことができるのか」を競技面だけではなく、ライフスタイル、ファッション、音楽といったスケートボードカルチャー全体として検討していました。彼自身、まだとても若いにもかかわらず、将来有望な人材を数多く育てるための環境を整えたいと考えていたようです。私たちも同様に、彼と議論を開始したときから、今回のようなイベントを日本で開催できることを夢見ていました。

― イベントを通じて目標としていること、またイベントの見どころを教えてください

大場: 日本でスケートボードのファンを増やすこと、イメージアップに貢献すること、またスケーターにより良い環境を提供できるようになること、本イベントを通じてこれらに少しでも役立てることを目指しています。

また本イベントのテーマは、競技としてのスケートボードに加え、スケートボードを中心としたカルチャーにもフォーカスを当てることです。今、日本の若者の間では、徐々にスケートボードのカルチャーが受け入れられるようになってきています。たとえ自分自身がスケートボードをやらなくても、ファッションやアート、音楽に興味があるという人がたくさんいます。新たなファンを獲得するには、単に既存イベントを模倣するだけではなく、独自のアイデンティティをもったイベントにする必要があると考えています。

藤岡:スケートボードの発祥地と言われるカリフォルニアのカルチャーをそのまま日本に輸入して、それを披露するだけでは意味がないと思っています。そのため今回、日本のアーティストで、書家でもある憲真氏を演出総合監督として迎えることにしました。憲真氏は、スケートボードイベントに日本らしさを融合させるという難しい課題に、共に挑戦してくれています。
競技は違いますが、私は昨年日本で開催した「NBA Japan Games 2022 Presented by Rakuten」の企画に携わった経験があります。その際もこの課題の大切さや難しさを痛感しましたが、今回も新たな挑戦に向き合っています。

数々のダンスバトルでタイトルを獲得しているMiyu氏自身の率いるチームと共に
パフォーマンスを披露するほか、様々なエンターテインメントアクトが予定されています。

大場: スペシャルゲストにはダンサーのMiyu氏をお招きするなど、多くの次世代のダンサーたちを起用しています。またアイドルグループのパフォーマンスや、様々なショーも予定しています。日本のスケートボードカルチャーはようやく動き出そうとしているところであり、どのような取り組みがファンの心を掴むのかを想像・模索しながら企画を進めています。

― 来場者はどのような方々を想定しているのでしょうか

大場: 野球やサッカーの場合、メインターゲットとなる層は主に30代と40代の人々ですが、今回は次世代にリーチできるような取り組みを目指したいと考えています。そのためには、いつもと同じやり方をしているだけではいけません。

これだけ大規模なスケートボードのイベントは、日本でも多くはありません。このようなビッグイベントを開催するという挑戦に加え、スケートボードの価値を日本の人々に伝え、スケートボードのカルチャーの浸透に貢献するという目標にも取り組んでいます。

藤岡: 楽天は70を超えるサービスを提供しており、お客様と様々なタッチポイントがあります。「楽天市場」で販売されているスケートボードのファッションや、イベントのコミュニケーションプラットフォームとしての「Rakuten Viber」など、私たちには活用できるツールが多くあります。「楽天エコシステム」という自分たちの強みと、スケートボードのカルチャーをマッチさせることで、次世代のお客様にもリーチできるようにしたいと思っています。

大場さん(左)と藤岡さん(右)のリードのもと、
楽天は日本のスケートボードシーンの醸成に貢献できるよう努めます。

― 最後に意気込みを教えてください

大場: 「UPRISING TOKYO Supported by Rakuten」が、日本独自のスケートボードカルチャーを発信できる機会となること、またこのイベントを通じて、少しでもスケートボードカルチャーが定着することを願っています。日本ならではのサブカルチャーをはじめとするジャパニーズエンターテインメントと融合させたイベントにしていきます。

藤岡: 「UPRISING」こそが、重要なキーワードです。私たちは、通常のスポーツイベント・競技を超えた新しい何かを創り上げたいと思っています。このイベントがきっかけとなり、観戦やイベントに触れた人たちの中から、将来、プロスケートボーダーを目指そうという人が出てくることを願っています。そのためにもこのイベントをこの1回だけではなく、2回、3回と続けていけたらと考えています。今回の成功だけでなく、今後の改善にもつなげながら、未来のスケートボーダーたちが参加したいと思ってくれるようなイベントを目指したいです。


いよいよ今週から始まる「UPRISING TOKYO Supported by Rakuten」のチケットは、現在「楽天チケット」で発売中です。世界トップクラスのスケーターたちのパフォーマンスを直接体感できるこの機会に、ぜひ会場にお越しください。

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