【Women’s Career: Kaya】施策から分析まで、トータルにかかわることで成長を実感
テクノロジーサービスディビジョン
AIプロダクト統括部
ソフトエンジニア
Kaya
インタラクティブな環境で、エンジニアとして手応えを感じる日々
私はサーチサービスグループに属し、楽天サービス内で利用される検索エンジン(GSP)の導入支援や検索結果の改善につながる施策を担当しています。サーチエンジン最適化のためのコンサルティングを主な業務として、自ら設定ファイルの作成や編集、それらの変更による効果検証も行います。「楽天市場」はもちろん、「楽天ブックス」や「楽天ラクマ」など楽天が提供する様々なサービスのデータを扱うため、各事業チームと密接に連携しながら業務を進めています。
前職は、従業員が10名ほどの会社で検索エンジンの導入支援を担当していましたが、業務への部分的なかかわり方に物足りなさを感じ、楽天への転職を決めました。楽天エコシステム(経済圏)のダイナミックなデータを扱い、様々な部門とインタラクティブなコミュニケーションをとりながら業務に取り組める点は、私にとって大きな魅力です。
楽天は、裁量の委譲にも積極的です。例えば、GSPは定期的にアップグレードを行いますが、新バージョンの設定を適用する際に行うパフォーマンスのチェックを、入社半年のタイミングから担当しました。サービスのリリースからその後の分析までを一貫して任せてもらえるのは、大変ですが、やりがいがあります。業務を通じてエンジニアとして成長でき、キャリアアップが図れることも、楽天で働く魅力のひとつです。
ウェブ上で展開する施策において、検索は避けては通れないプロセスです。しかし、検索に関わるKPIの分析は、その定義や追跡の解釈が、サービスによって異なることもあり、主管とすべき部署や業務があいまいになりがちです。また、検索はUXにも大きな影響を与えます。楽天グループに蓄積される広く有益なデータを活かし、検索にかかわる分析に貢献できる人材になることが、今の私の目標です。
仕事環境を快適かつ豊かにする、充実のサポートプログラム
楽天は「学び」にも恵まれた環境です。オンライン学習サービスなど、学ぶ機会を提供するサポートプログラムが充実しており、これらを利用し分析スキルの習得を目指しているところです。従業員個人の成長に対して会社やチームが一体となり、お互いをサポートし合える社風が、とても心強いと感じています。チームビルディングのためのイベント開催を金銭面から支援する「R-Social」というサポートプログラムも、よく利用しています。現在はリモートワークが中心ですが、「R-Social」を通してチームの関係構築がうまくできているおかげで、業務上のコミュニケーションはとても良好です。
今熱中しているボルダリングも、「R-Social」を通じて一緒に興味を持った同僚と、週2~3回のペースで活動を続けています。ボルダリングは、体力、筋力、バランス力、柔軟性のすべてが必要なスポーツで、全身を使うのでとてもリフレッシュできます。ボルダリングは体格が影響するため、身長の高い同僚はスムーズに登れるのに対し、私は2、3歩多くホールド(突起物)を踏みながら登っていきます。方法やルートが異なっていても、同じゴールに到達する達成感を味わえるのが、ボルダリングの一番の魅力だと感じます。お互いが選択したルートについて意見を交わし合えるなど、個人競技でありつつも、みんなで一緒に楽しめるところに惹かれています。
カフェテリアの多国籍メニューは、ダイバーシティの一環
外国籍の従業員が多く在籍している楽天は、ダイバーシティへの取り組みがとても進んでいて、誰もが個性を発揮して活躍できる環境だと思います。食文化に対しても、十分な配慮がなされていると感じます。宗教やアレルギーなどの理由で口にできないものがある同僚と一緒に、レストランで食事をする際、使われている素材や調理法などの説明が圧倒的に不足していて、店探しに苦労することがあります。そんな中、楽天のカフェテリア(社員食堂)では、数多くの従業員に対応した料理を提供しており、「すごい!」と感じました。各国から集まる社員の文化に配慮した食事を種類豊富に毎日提供してくれる環境はとても快適です。