【Employee Voice: Tatsu】地域創生の舞台でマーケティングの可能性を拓く
Tatsu
コマース&マーケティングカンパニー
地域創生事業 事業推進課
事業企画
ヴァイスマネージャー
現在の仕事内容
私が所属する地域創生事業では、楽天グループの様々なアセットを活用し、地域や社会の課題を解決していくことをミッションとしています。予算策定・予実管理・事業計画立案などを主な業務とし、他には事業内の各種オペレーション管理、改善活動、事業内を横断するプロジェクトの推進を行っています。楽天入社当時(2020年5月)は、プロジェクトとして立ち上がってからまだ1年に満たない時期であったため、事業運営管理のオペレーション再構築およびKPI・PL管理を整えるところから始めました。現在は、各チームの事業ミッションを達成できるような環境整備のサポートや、事業内におけるコーポレート機能の窓口として、他部署との連携も担っています。入社2年目からは地域データコンサルティンググループの業務も兼務し、自治体向けのデータ利活用プログラムの開発および推進を事業内で横断的に行っています。プログラム例としては、自治体向けデータ分析ツール「RakuDash(ラクダッシュ)」、データ利活用ワークショップ「RakuDemy(ラクデミー)」などがあり、楽天のソリューションを活用し地域課題解決支援を加速させています。
なぜ楽天に?
化粧品メーカーでマーケティング戦略、営業企画を約10年経験し、2020年5月に楽天に入社しました。元々、ライフワークとしてプライベートでも地域ボランティア活動をしていましたが、自分自身の中で地方創生に対する意識がさらに高まり、自分の経験を地域に還元していきたいという強い思いがあった時期に楽天との出会いに恵まれました。楽天の企業スケールの大きさ、カバー領域の広さに大きな魅力を感じ、これらを活用することで地域課題解決に貢献できると思い入社に至りました。また、その際に面接をしてくれた社員の方が非常に多様性に富んでおり、様々な社員がいる企業で働けることが自分自身にとって大きなプラスになるのではと確信したことも入社の大きな決め手です。実際に現在、楽天の様々なアセットを活用し、事業内外の多様な人たちと連携しながら業務に取り組んでいます。
キャリアについて
変化の激しい時代に合わせながら、短期間で目標達成をすることは自分自身のスキルを問われます。実際に楽天入社直後に体験したことですが、計上・請求オペレーションの再構築に早急に取りかかる必要がありました。事業全体像、専門用語の理解、リスクマネジメントなどに対し、視座を高くして取り組むことが求められましたが、達成できた経験は自分自身の大きな成長につながりました。どんなに複雑な課題であっても、目的やゴールを見据えて前進する。そのためには、スピード感を持って現状を理解し、何をすべきかを考えて様々な人を巻き込んで達成していく。このような積み重ねが自身の成長やキャリアにつながっていると実感しています。
楽天で働く魅力や醍醐味
楽天のスケールの大きさ、スピード感のある社風を常に感じられることが大きな魅力です。たとえば、グループ全体の「ASAKAI」で経営に関する情報を上層部から直接受け取ることができる貴重な機会があります。楽天には、一人ひとりの可能性を引き出し、社員のキャリアや成長を支えてくれる環境が整っています。自ら手を挙げれば挑戦できる企業風土がありますし、楽天が持つ膨大なデータを活用することができるため、仕事をより良い方向へ導いていきたいと考える方には最大の魅力だと思います。また、特に私が所属する事業で面白いと感じる点は、他部署との関わりが多いところです。様々なサービス部門やバックオフィス部門の方との連携により幅広い領域に関わることができます。たとえば、自治体向けのデータ利活用プログラム開発プロジェクトを進める時も、事業内のコンサルタントとの連携だけでなく、開発、法務、経理、コンプライアンスチーム、セキュリティチームなど以外にも、実際にサービスのデータオーナーである他部署と連携していくことが多々あります。
-楽天だからこそできることは?
事業運営を通じて培ったマーケティングのノウハウやデータ活用の知見を生かし、地域の様々な課題解決に貢献できるところです。たとえば、「楽天市場」による地域産品の販売促進、「楽天トラベル」による観光誘客、「楽天ふるさと納税」による寄付額増加になります。このような地域活性化への貢献を実感しながら取り組めているこの事業には大きなやりがいがあり、楽天グループが掲げている「イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントする」というミッションに直結している事業であると考えています。
-今後、目標にしていることは?
今後も、新しい価値を創造する挑戦を続け、新サービスや新規事業に積極的に絡んでいきたいと思っています。特にアート領域の可能性を感じており、楽天グループ内で広げたいと考えています。なぜなら「アート」と「地域」は、見方を変えてみるとその価値や可能性を見出せる、という点において共通項があると感じているからです。「アート×地域」の相性は良く、親和性があり、この掛け合わせの成功事例も世の中には多く存在します。これらからも発見や出会いから視野を広げ、取り組んでいきたいです。