【おうちで何する?】全米が学んだ!?児童向け英語学習オンライン教材「Rakuten ABCmouse」を体験させてみた!
楽天が、子ども向けの英語教材を提供していることを、皆さんご存知ですか?
その名も「Rakuten ABCmouse」。3歳から8歳の子どもを対象にした、オンラインで学習できる児童向け英語教育サービスです。アメリカで広く利用されており、英語脳を楽しみながら育むことのできる5,000以上のアクティビティーが用意されています。
いつもは個人向けに提供しているサービスですが、3月から5月末日までは新型コロナウイルスの影響でお困りの学習塾や英語塾など法人向けに無償提供をしています(4月末日で申込受付は終了)。個人向けには、初めてご利用のお客様であれば現在1カ月間無料でお試しいただけます(5月11日時点)。
今回、2人の子どもを育てている在宅勤務中の母親(Rakuten.Today特派員)から「体験させてみた」レポートが届きましたのでご紹介します!事業担当者に疑問をぶつけたインタビューとともにお送りします。
いままでの生活からガラッと環境が変わってしまった現在、長い目でこの状況を受け入れていかなくてはいけないと思いつつ、筆者も3歳と5歳の2人の子どもを育てている母親で、我が家も新型コロナウイルスの大きな影響を受けています。子どもが通う幼稚園は休園となり、子どもたちは毎日おうちで過ごしています。この記事を書いている今も、パソコンから視線を外せば、子ども達がおもちゃで遊んでいる姿が目に映ります。
子ども達がおうちにいる日々が増えて、毎日をどうやって過ごそうか?と頭を悩ませているご家庭も多いと思いますが、せっかく時間があるのだから、遊びだけでなく学びも取り入れて毎日にメリハリをつけられたらいいですよね!
ニュースで、学習ドリルなどおうちで学べる書籍が売れていると耳にし、私も学習ドリルを買い与えようと思いましたが、もっと手軽で、楽しく、費用もおさえられる…そんな学習ツールを探していたら、楽天が提供している「Rakuten ABCmouse」なるものがあることに気づき(灯台下暗し!)、子どもたちにプレゼントしてみました。
実際に使ってみると・・・
子ども向けの英語教育というと、アニメの読み聞かせや歌、アルファベットを書かせたりするのかな?と思っていましたが、自分のアバターを作り、自分のペット(ハムスターや犬、猫など豊富!)に好きな名前をつけて、そのペットに餌や水やりをしたりと、「英語を学ばせるだけじゃないの!?」と衝撃をうけました。ゲームの延長に英語学習があるような感じです。
ざっくり説明すると、レベルに合わせてアクティビティ(学習やゲーム)を提供してくれる「がくしゅうコース」と、個別で好きなアクティビティを選べる「クラスルーム」があります。各種アクティビティをクリアするともらえる「チケット」では、お金のかわりとして「かいもの」ができたり、買った好きな家具で装飾した自分だけの「マイルーム」がつくれたり、機能も豊富です。なんでも学習のアクティビティは数千もあるんだとか・・・!
5歳の娘は、「がくしゅうコース」はなかなか進まないけれど、自分で好きなアクティビティに精をだしていて、中でも「ぬりえ」がお気に入りです。そのほかのゲームも感覚的に遊んで学べるものがほとんどですし、上級レベルを選ぶと、簡単な足し算引き算をはじめとした算数も学べる要素が追加され、やりごたえを感じているようです。
3歳の弟に「がくしゅうコース」は集中力的にまだ難しいようですが、音読付きの絵本に夢中になっています。童話やディズニーの名作などの子どもたちにとっても身近なお話もあるし、音声が自動再生される絵本もあるので、きれいなネイティブ英語に触れることができます。フォニックス(欧米で広く行われている、アルファベットの綴りの読み方や発音ルールを学ばせる方法)の勉強もしっかり組み込まれていて、まさに本場の英語教育みたい!
それに、親として嬉しいのは、アクティビティの中にクイズなど子どもに考えさせるようなものがあるのですが、子どもが答えを間違えてクリックしても、それを決して「間違いだ」と否定しないで、正解にたどり着けるまで「君ならできる」など声をかけて励ましてくれます。間違っている、不正解と言われてしまうと、すぐに正解を知りたがり、間違えたくないという気持ちが出てきて長続きしなかった我が子たち。子どもにとっては、プレッシャーにならないで楽しく取り組める点が良さそうです。それに違う答えを選択しても発音を繰り返してくれるので耳慣れにも繋がっています。
お財布事情にも優しいのも嬉しいところ。1カ月無料でたっぷり体験ができるから、子どもの反応が十分見れます。利用を継続したら「楽天ポイント」が貯まり、ポイントを使って利用料を支払うこともできます。しかも1アカウントで3人分までユーザー登録できるので、ご兄妹がいる家庭でもコストを抑えられるのもいいですよね。
疑問点をぶつけてみた
子ども達のアクティビティが進み、正解率が上がっていくのを見ていると、親としても手ごたえを感じます。けれど 、1人の親として子ども達に与える教材だからこそ、「Rakuten ABCmouse」の気になる点もちらほら浮かびます。今回は私が利用者代表として、実際に「Rakuten ABCmouse」の企画やマーケティングをしている事業担当者に疑問をぶつけてみました。
ここからは実際のインタビューをご紹介します!
――「Rakuten ABCmouse」はネイティブの英語はもちろんですが、フォニックスなど本場の教育が取り入れられているように感じますが、どうやって作られたものなんですか?
担当者: そうですね。それをご理解いただくには、「ABCmouse」というものをご理解いただく必要がありますね。
まず、これは、Age of Learning社というアメリカの会社が開発した、子ども向けオンライン学習教材サービス「ABCmouse」がもとになっています。この元祖「ABCmouse」は、地元アメリカで、各家庭はもちろん、アメリカの国公立図書館や学校など公的機関含めた15万以上の学習現場に導入されています。
日本で提供している「Rakuten ABCmouse」は、アメリカで公的に認定された英語以外の母国語をもつ子ども向けの英語学習を考える専門家が、アメリカの「ABCmouse」の学習メソッドを活かしつつ、英語学習プログラムとして再構築しています。本場の英語教育を、遊びを通して学ぶことができるように設計されているんですよ。
対象年齢を3歳~8歳にした理由
――児童教育の専門家や英語学習の専門家により設計されたということでさらに安心感がありますね!でも、日本人に合わせてというなら、日本の5歳までの幼稚園や12歳までの小学校の年齢区分で考えると、3歳から8歳の対象年齢というのは、ちょっと中途半端に思えます。「Rakuten ABCmouse」、3歳~8歳を対象年齢としていますが、その理由はなんでしょうか?
担当者: これには深い意味がありまして、簡単に言えば、子どもの言語獲得のスピードから考えると、3歳から8歳という年齢が適切であると導き出されるということですね。
先にお話しした委員会や専門家たちの意見を取り入れ、一般的な子どもの成長において、脳の発達の仕方や、それに応じた学習レベルなど、英語教育と発達学などの観点から、カリキュラムを構築させた結果この3歳から8歳という年齢設定になりました。「3歳から8歳という年齢設定」が最初にあったわけでなく、子どもの成長段階に合わせて考えると、そうなったというわけです。
ちなみに「Rakuten ABCmouse」では、登録時にユーザーとなるお子さまの年齢を入力していただきますが、その時入力された年齢が3歳でも8歳でも、最初のカリキュラムのレベルは同じになっています。
「がくしゅうコース」を進めていくと、次第に変わっていくように設計されています。
また、同じ年齢でも、初めて英語に触れるお子さま、一方で多少なりとも理解をしているお子さまなど、幅広くいらっしゃいます。そういった幅にも対応できるように、「保護者ページ」から、「がくしゅうコース」の難易度(1~5段階)が選べ、お子さまに合ったレベルに調節して学べるようになっています。
他の学習ツールと「Rakuten ABCmouse」の違い
――学習レベルも押し付けでなく、その子どもに合ったレベルにいつでも変更できることで、得意なアクティビティや苦手な部分も発見できそうですね。ちなみに、こういった英語学習のツールって、世の中に沢山あると思いますが、「Rakuten ABCmouse」と他の違いってどこなのでしょう?
担当者: 「Rakuten ABCmouse」が他と違う点は、いくつかありますが、大きくは2つだと思います。
1つ目は、設定されたアクティビティを順にこなしていく「がくしゅうコース」と、子どもが好きなアクティビティを選択して遊ぶことができる「クラスルーム」の2つの学習方法を選べるという点です。
「がくしゅうコース」なら、専門家が設定した学習ステップに沿ってお子さまのレベルに合わせながら、適切な英語学習をすすめることができます。でも、お子様の自主性に任せて勉強させたい、またある特定の技能を向上させたいと思われる親御さんもいらっしゃると思います。そういった方のために、好きなアクティビティを選択できる「クラスルーム」なども用意されています。「クラスルーム」では、何千と言ったアクティビティの中からお子さまの興味や趣向に合わせてアクティビティを進められるため、「これをやらなければならない」など無理強いをせず続けていけるかと思います。
2つ目は、いわゆるゲーミフィケーションの要素です。各種アクティビティやコースを進めると、「チケット」というゲーム内のポイントが貯まっていきます。このチケットは、ゲーム内のアイテムが手に入るお金みたいなもので、ペットを購入するもよし、自分の部屋に飾る家具を買うもよしと、さまざまなご褒美を用意しています。
なかには、チケットをある程度貯めないと手に入らないものもあり、学習の目標設定にもしやすくなっています。「これが欲しいから、頑張ろう」という目標意識をもって取り組むことや、おのずと目標達成のための努力や我慢を養っていただくことができます。もちろん目標を達成する達成感も味わえますし、情操教育の観点においても優れた教育プログラムだと考えてます。
また、これは親御さんに対してのお話になりますが、「Rakuten ABCmouse」はサブスクリプションモデルのためアプリ内での追加課金は一切ないですし、画面上に広告が出てくるわけでもないので、親としても、お子さまに安心して取り組ませることができるかと思います。
「Rakuten ABCmouse」の理想的な使いかた
――目を離して子どもにゆだねても安心ですね。では、親の立場としての質問なのですが、「Rakuten ABCmouse」を利用する際に、親としての注意点はありますか?
担当者: 理想的な使い方としては、お子さまに与えっぱなしではなく、親御さんも傍にいて一緒に取り組んでいただくのがいいと思います。利用時間としては、それほど長くなくてもかまいません。もちろん子どもたちが夢中になって学んでいるときは、長く続けさせることも良いでしょう。しかし、お子さまにとっては外で遊ぶことやお友達と過ごす時間も大切なため、一度のご利用で約30分から1時間程度をお勧めしています。
しかしながら、共働きの方をはじめ、1日30分を継続して時間を取ることが難しい、そういったご家庭もあるかと思います。その場合は、最初の2〜3回ほど、お子さまと一緒に使い方を教えてあげながら、親御さんがリードしてあげてください。「Rakuten ABCmouse」は、基本クリックやタッチをしていく操作が主ですから、お子さまも操作にすぐ慣れるかと思いますので、慣れてきたら、お子さま自身で何をするか考える主導権を渡していくのが望ましいですね。
そうなれば、あとはお子さまの自発性を大事にしながら、たまに覗いてあげて、お子さまをサポートしながら、遊ばせてあげてください。たまに「どこまで進んだの?」とか「今日は何を覚えたの?」など、質問を投げかけて、お子さまの日々の成長を褒めてあげてほしいですね。
法人向け無償提供への想い
――英語学習ツールとして英語を学ばせるのはもちろんですが、「子どもに買い与える」ものではなく、「親子の生活や、親子のコミュニケーションを豊かにする」ものにもできそうですね。今回、学習塾などに対して無償提供を行ったそうですが、それはどういった経緯からでしょうか?そもそも「Rakuten ABCmouse」は、個人向けなので、法人向けと言うのも驚きです。
担当者: ご存知の通り、新型コロナウイルス対策としての外出自粛要請や、学校などへの一斉休校要請を受けて、「Rakuten ABCmouse」では、学習塾や英語塾などを運営する法人の皆様に向けて、生徒さんが期間限定無料で利用できるコードを3月上旬からご提供していました。
学習塾や英語塾の方々から、これまでのような通学ができない中でも、学びを止めたくないという声が多数寄せられ、社内で検討して、それに応える形で行いました。新型コロナウイルスと言う未曽有の状況下にありますが、こういった機会を通じて、「Rakuten ABCmouse」に触れ、多くのお子さまに英語を学ぶきっかけにしていただければと思います。
今だからこそテクノロジーの力で子どもたちの英語学習を促進するお手伝いができればという想いと、お子さまが初めて英語に触れるのが「Rakuten ABCmouse」となれるように、今後も楽しく学べるコンテンツのさらなる拡充を目指していきたいです。
――ありがとうございました。親として気になる点をしっかり聞くことができました!
様々な情報があふれて、便利なツールも沢山あるからこそ、親として子ども達に渡すものは吟味したいですよね。
長女はすっかり「Rakuten ABCmouse」に魅了され、先日あっという間にレベル1のコースを修了しました。達成感をしっかり感じつつ、時にはペットのお世話だけで終わる日もありますが、自由度も高くストレスなく取り組めている様子です。「Rakuten ABCmouse」を取り入れ、真剣な横顔も見ることができつつ、一緒に触れ合う一つの時間として楽しく過ごせています。
子どもの英語学習のためにしっかりと考えられたカリキュラムなので、お子さまに安心してお渡しできると思います。退屈しがちなおうち時間、ぜひ本場の英語教育に触れる機会にするのはいかがでしょうか。
<Rakuten ABCmouse>
https://english.rakuten.co.jp/app/abcmouse/