【Employee Voice : Goh】楽天グループのビッグデータ活用方法を整理、統括していき、会社や世界に貢献する
Goh
グローバルデータ統括部
(データサイエンティスト/CDOオフィス シニアマネージャー)
現在の仕事内容
グループを横断する組織のグローバルデータ統括部で、各事業と連携し、楽天グループ全体のデータ活用を推進することが私のミッションです。執行役員以上のすべての経営陣や、世界中のデータ責任者が一堂に会する役員合宿では、事務局としてデータ戦略会議の議題提案や、プレゼンテーションも行います。世界各地にいるデータサイエンティスト達の取り組みがユーザビリティ向上や経済利益につながるよう、組織の方向性を整えています。
バックグラウンドについて
大学卒業後は、外資系ITベンダーにソフトウェアエンジニアとして就職しました。しかし、技術だけを追求しても社会と経済に貢献している実感がわかず、ビジネスサイドへキャリアの転向を決断、MBAの道に進みました。資格取得後は、総合商社に出向し、ビッグデータ分野の事業開発に従事。そこでテクノロジーとビジネスの双方でキャリアを形成し、2014年にデータサイエンティストとして楽天に入社。当時のデータ統括部は、メンバー10人と小規模でしたが、今では200人超。大規模化に伴い、名称もグローバルデータ統括部となりました。
現在の環境
当部署のメンバーは、7割が外国籍。データを専門に扱うエンジニアはもちろん、MBAを取得したビジネスサイドのメンバーもいます。国籍を問わず、ビッグデータの技術研究とビジネスへのスキーム作りが融合したハイブリッドな部署ですので、思考も文化も多様性に満ちています。また、インドや中国、アメリカ、欧州にもデータサイエンティストがいますので、グローバルに24時間稼働しています。世界各国のレギュレーション、文化、市場を鑑みながらデータ活用を追求できるため、刺激的で面白い環境ですよ。
キャリアについて
私の仕事のテーマは、前職から一貫しています。それは、ビッグデータや先端テクノロジーを活用し、会社の事業価値を上げ、経済や社会をより良くすること。そのテーマを追求する過程で、自分が職位を上げないと問題が解決できない場合があれば、一考しますが、基本的には職位にはこだわりません。それよりは、世界中の企業が悩んでいるビッグデータ活用の問題を、この会社で、自分の手で解いていきたい。その想いが強いので、会社のミッションに沿いながらキャリアを広げていく、という感じにフレキシブルに考えています。
–年間の担当案件数は?
イニシアチブをとって長期的に取り組むプロジェクトが10くらいあります。
–楽天の同好会活動には何か参加していますか?
楽天剣道倶楽部の副部長を務めています。実業団の大会に出場する際、参加する程度の頻度ですが…。段位は6段です。
–休日は主に何をして過ごしていますか?
剣道です。練習は出身大学で行います。夏はサーフィン、冬はスキー。山登り、ランニングもします。