【Employee Voice : Kate】多様性を体感しながらより理解を深め、優れたユーザーエクスペリエンスを実現したい

Kate
マーケティングディビジョン
クリエイティブデザイン戦略部
UXデザイナー

現在の業務

クリエイティブデザイン戦略部で、ユーザーエクスペリエンス(UX)デザイナーとして活動しています。現在は、ユーザーインターフェイス(UI)の改善と、楽天グループ全体のUXのガイドラインを整備する「楽天エクスペリエンスプロジェクト」に取り組んでいます。ユーザーに楽天を好きになっていただく体験を幅広く提供するため、 一つのプロダクトに特化するのではなく、グループのあらゆるプロダクトに横断的にかかわり、そのすべてをUXの観点から見直すのが私の仕事です。

バックグラウンド

母国ブルガリアの大学でさまざまな種類のデザインの概要を学び、工学デザインの学位を取得しました。卒業後、グラフィックデザイナーとして働き始めてから、私が本当にやりたいことは単に美しいモノを作るのだけでなく、人々に使ってもらえるモノを作ることだと気づきました。改めてデンマークの大学院の修士課程に進み、ITプロダクトデザインを学びました。在学中、ユーザーにデザインプロセスに参加してもらいながら、ユーザビリティ(有用性)調査を行う参加型のイノベーションを体験したのですが、これが後の自分にとって非常に影響を与える経験となりました。その後、アイルランドのスタートアップ企業のUI/UXデザイナーから中堅企業のUXアーキテクトに転職、3年ほど経験を積みます。次に進むべき道を考えたとき、思い浮かんだのが留学経験もあった日本でした。そして入社したのが楽天です。

やりがいと成長実感

楽天には、さまざまなプロダクトやサービスがあります。私もUXの観点からあらゆるプロダクトに関わっており、それぞれの分野の知識を幅広く学べるので、とてもやりがいがあります。今、私たちはアクセシビリティのガイドライン作成という、非常に深いテーマに取り組んでいます。多種多様なプロダクトを包括してガイドラインを作る仕事は、一つのプロダクトを担当する仕事とは、アプローチが大きく異なります。まず幅広い知識を身につけ、その上で特定の事例に目を向けることが必要です。議論の内容も多岐に渡るので、様々な質問に対して、本質は何か考えながら、瞬発力をもって答える力が求められます。どうすれば分野の異なるプロダクト・サービスを担当している人に理解していただけるよう自分の考えを表現できるか、常に考えていますし、自分にとって最も学びになっていると感じています。

楽天で働く魅力

バラエティに富んでいること。これが楽天のユニークなところであり、私が楽天に入社した理由のひとつでもあります。プロダクトやサービスが多種多様なだけでなく、働くメンバーも多様性に富んでいてコミュニケーションも活発です。社員同士の交流活動やクラブ活動、イベントも盛りだくさんです。たとえば、ハロウィーンの日には仮装して出勤できるなど、とても楽しいです。制約をあまり感じない環境が気に入っています。

-今後目標にしていることは?

多様な人々に対する理解を深めることが、私の次の課題です。例えば、アクセシビリティにおいては障がいをお持ちの方にとっても操作しやすくなるようガイドラインを整備していく必要がありますが、実際の感覚を私が完全に理解することはできません。そこで諦めるのではなく、障がい者の方にインタビューをして生の声を集めたり、さまざまなユーザーのことをもっと理解できるよう視野を大きく広げて、優れたUXを実現したいと考えています。

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