【International Women’s Week】 楽天で広がる可能性— 女性リーダー4人のキャリアストーリー

3月8日は、国連が制定した国際女性デー。
女性の多岐にわたる功績を称えるこの特別な日に向けて、「Rakuten.Today」では、「International Women’s Week」シリーズをお届けします。
一人ひとりが会社をけん引するオーナーシップを大切に、多様な価値観と個性を発揮する。楽天は「挑戦し続ける文化」をDNAに、誰もが能力を最大限に発揮できる環境作りに努めてきました。
女性管理職の割合は33.5%(2025年12月31日時点 )。政府が掲げる目標「2030年までに30%」をすでに達成しています。
楽天で輝く女性リーダーたちは、いかにして成長を続け、キャリアを掴んできたか。ビジネス職からエンジニア職まで4人のリーダーが、そのキャリア観を語ります。

Ayumi
楽天グループ(株)グループ品質部
楽天モバイル(株)品質管理部(兼務)ジェネラルマネージャー。
品質管理と経営企画の役割を担い、COO支援室、オペレーションガバナンスなど7チーム約50人を統括。

Chika
楽天グループ(株)ビューティ事業部マーケティング課 シニアマネージャー。
楽天ビューティのユーザー獲得をミッションに活動。チームリーダーとして、計7人のチームを率いる。

Clara
楽天グループ(株)アナリティクス&メトリクス部 ヴァイスマネージャー。
データパイプラインの開発を担い、計7人のデータエンジニアチームの管理とプロジェクト遂行を指揮。

Sakky
楽天グループ(株)エコシステムプラットフォーム統括部 マーケティングクラウドプラットフォーム部 カスタマーサクセス課 ヴァイスシニアマネージャー。
エコシステムプラットフォーム統括部配下の3部署が担当するプロダクトのカスタマーサクセス業務を統合。
女性リーダーたちが楽天で切り開いた可能性
——楽天に入社した理由と、業務内容をお聞かせください。
Chika: 外資系のコンサルティング会社にいましたが、もっと自分の貢献がダイレクトにユーザーへ還元され、グローバルに活躍できる会社で働きたいと、楽天に転職しました。入社後はダイニング事業部を経て、楽天ビューティ事業部でシニアマネージャーを務めています。
Ayumi: 「グローバル イノベーション カンパニー」であり続けるという楽天のビジョンに共感し、楽天に入社しました。現在は楽天モバイルの品質管理部で、7チーム約50人を統括しています。
Clara: グローバルカンパニーであり、社内公用語が英語であること、また多くのデータを扱っていることに興味を持ち、楽天に入社しました。昨年より、データパイプライン(注1)エンジニアリンググループのヴァイスマネージャーとして、プロジェクトを指揮しています。
(注1)複数のソースからデータを収集、分析し、データを理解しやすい形で提示するために使用するプロセスとツール
Sakky: 私は新卒で楽天に入社しました。ちょうど楽天がプロ野球に参入し、注目されていた頃です。興味本位で企業説明会に参加したら、店舗さんと一緒に歩むECC(ECコンサルタント)の姿に感動して入社を決めました。現在は、カスタマーサクセスを目的とした部署に所属しています。

——組織を率いるうえで、リーダーとして大切にしていることは何ですか?
Clara: 信頼と協調性を大事にしています。メンバーのキャリアを最大限に広げつつ、チームメンバーがワークライフバランスをきちんと取れるように努めています。
Ayumi: 心がけているのは、女性だからとキャリアを諦めるメンバーがいないようにすること。どんなバックグラウンドであっても、自身が最大のパフォーマンスを出せる組織作りを大切にしています。
Sakky: 役職のありなしにかかわらず平等に接し、みんなが気持ちよく働ける組織作りを大切にしています。みんなが働きやすくなるためには、自分自身の努力は惜しみません。役職上、自分の承認が必要になる場面が多いですが、そこがボトルネックにならないよう気をつけています。
Chika: 言われたことをそのままやるのではなく、付加価値を考え、アウトプットするようにしています。これは自分もメンバーも共通して大事な意識だと思います。ライフステージが変わると仕事をしていくうえで難しいタイミングもあるけれど、メンバーそれぞれ多様な働き方ができるチーム作りを目指しています。

日々絶やさず知見を磨きスキルを高めていく
——ご自身の専門性やスキルをどのように高め、オーナーシップを持って取り組んでいますか?
Ayumi: すべての案件、しっかり準備して対応するようにしています。楽天モバイルに配属されるまで通信業界の経験がなかったので、ベテランの方もいる組織を率いることに初めは不安を感じていましたが、分からないことは素直に分からないと伝え、教えてもらいながら互いを理解することで、組織の価値を出しやすくなってきたと思います。
業界の知見がないからこそできるアドバイスがあることも分かってきました。例えば、楽天グループについては誰よりも把握していることが、自分の自信になっている。私だからこそ出せる価値もあるんだ、という経験を少しずつ積み重ねてきた感じです。
Chika: 普段の業務と並行して、状況を改善するための取り組みも重要です。自分なりの仮説やデータ、その他様々なファクトに基づいてPDCAサイクルを積極的に回し、スキルを高めることで、チーム全体の力を向上させています。
Clara: 私の部署は以前、システムの安定性担保に取り組んでいたのですが、時間外の緊急対応を行った結果、他のプロジェクトが遅延したことがありました。そこで開発ルールを厳格化するなどの対策をとり、システムの安定性を上げるための工夫をしていきました。楽天には最新技術を学ぶための研修やオンライン学習制度が整っていることもあり、専門性維持に不可欠なインプットを計画的に行うことができます。私自身も、業務時間内に確保できる自主学習枠を活用しながら、継続的にスキルアップに取り組んでいます。
Sakky: 開発業務はプロダクトごとに必要な知識も進め方も大きく異なるため、1人ですべてを把握することは難しい側面があります。そのため、メンバーと役割を分担しつつ、日頃の取り組みを互いに把握できるようコミュニケーションを重ねています。若手メンバーも多いため、実務を隣で一緒に進めながらスキル向上を支援してきました。こうした積み重ねによりチームの信頼関係も深まり、とても温かい雰囲気の中で業務に取り組めています。
——楽天では「AI-nization(エーアイナイゼーション)」をテーマに掲げていますが、AIなどのテクノロジーをどのように時間創出や生産性向上に役立てていますか?
Chika: 主にデータ分析や、レポート・資料作成にAIを活用しています。レポーティング関連の業務については、自分で一から作成するのに比べ、体感で8〜9割くらいAIが業務を担ってくれている感覚です。
Sakky: 名称案を検討する際なども、AIから複数のヒントを得ることで、選択肢の幅が広がることがあります。最終判断は自分で行いますが、前向きなコメントが返ってくることで、より良い方向に考えを深められるきっかけにもなっています。
Clara: 効率アップのためにAIを活用しています。例えば、チーム内の議論内容などをインプットして、それをベースに業務を振り分けたり。今後は、自分の業務に合わせてカスタマイズしたAIエージェントを作成して、時間の掛かる業務を自動化したいと考えています。
Ayumi: ミーティング録音をAIにインプットして、議事録を作ってもらい、さらに翻訳もしてもらっています。

仕事とプライベートの両立。働く女性の課題に向き合う
——皆さん多忙な日々を過ごされる中、仕事とプライベートの両立はどうされているのでしょう。
Chika: 完璧を求めすぎず、「何の優先順位が高いか 」を考えるようにしています。家族とプライベートを楽しく過ごすことができていれば、多少部屋が散らかっていても、特に問題ないとしたり(笑)。仕事も家庭も、自分が満足できる形で折り合いをつけている感じです。
Sakky: 状況を前向きに捉えるよう心がけています。今年は子どもの受験準備で一緒に過ごす時間が限られることもあり、塾に通っている時間帯を仕事に集中する時間として活用することもありました。塾の帰りに食事をしながらコミュニケーションを取るなど、限られた時間を大切にしつつ、仕事にも良い影響を与えられたと感じています。
Ayumi: うちは夫も楽天従業員なので、お互いコミュニケーションがしやすくて。例えば、株主総会前は忙しいよね、など繁忙期も分かっているので、スケジュールのすり合わせもしやすく助かっています。
Clara: 1日の仕事をランク付けして、これは今日、これは明日やろうと振り分けています。あとは、できるだけ平日の夜に何か予定を入れるようにしています。そうすると、時間内に仕事を終える必要があり、いい区切りになるんです。スカッシュや絵画教室など、趣味の時間も大切にしています。

——楽天の制度は活用されていますか?
Chika: 子どもが小学校に入ったタイミングで時短勤務を始めました。保育園と比べて、小学校は帰りが早いので。
Clara: フレックスタイム制度を活用しています。月全体で労働時間を効率的に配分することで、勤務時間の調整をしています。
Ayumi: 子どもは今5歳と3歳。下の子は社内託児所「楽天ゴールデンキッズ」にお世話になりました。時短勤務や在宅勤務も利用しています。仕事もプライベートもこなせているのは、やっぱり楽天で働いているからこそだと思います。
Sakky: ちょうど娘が保育園に入るタイミングで札幌勤務から東京に戻ることになり、社内託児所である「楽天ゴールデンキッズ」の存在はありがたかったです(注2)。会社のルールに合わせて運営されているのもいいところ。毎週1回開催される全社会議「朝会」は朝8時からの開始なので、それに合わせて子どもを預けられるんです。これは本当に助かりました。
(注2)入所者が定員に達している場合、すぐに入所できない場合もあります。
——今後のビジョンを教えてください。
Chika: 私のチームで働くと自分の市場価値が上がる、そんな組織を作っていけたらと考えています。専門性、自己肯定感、成長をいかに作っていけるかを命題に、組織運営できればと思っています。
Sakky: 自分が長く働き続けられているのは、毎日チャレンジを楽しめる環境があるから。また、周りの人に恵まれて、何かあった時は必ず助けてくれています。互いにサポートしつつ、1つの目標に向かい、楽しく走り続けられる組織を作りたいと思っています。
Clara: 今の時代はAIのような業務を支えるツールがたくさんあるので、それを活用しつつ、新しいプロジェクトにも取り組むなど、自分の才能を広げ、幅広い働き方ができたらと考えています。
Ayumi: 私自身のミッションが、社会が少しでも良くなるよう貢献したい、ということ。メンバーみんなが同じ思いで、一緒に会社の中長期成長に貢献し、そのような環境を楽しめる組織を作っていけたらと思っています。





