【Women’s Career: Raiha】一つの目標に向かってチームで成果をつかむ

楽天モバイル株式会社
東北営業部 営業第1課
セクションマネージャー
Raiha

マネージャーとして重要なのは、関係企業や各部署との調整力

携帯電話のネットワークをつなぐために必要な「携帯電話基地局」の建設を進める部署で、不動産のオーナー様との設置交渉から建設、電波発射までの工程管理を担当しています。工程を進める過程では、様々な課題が生まれます。私はマネージャーとして、チームメンバーや関係各社と議論を重ねながら課題を解決し、安心安全でスピーディな基地局の建設という目標を掲げて、日々進捗管理を行っています。

業務は、多岐にわたります。例えば基地局の設置には、オーナー様の同意を得てから、建設前の調査、契約内容の精査、部材の手配、工程の確認、着工・完工、電波発射の調整という工程があり、これらすべての工程管理が私の業務領域です。オーナー様と工事会社様、そして「楽天モバイル」の三者間で進行するため、設置までに予期せぬ問題が発生することもあります。工程によって管轄の部署が異なり広範囲にわたるので、高い調整力が求められる上、仕事の結果が数字に直結します。責任の大きな仕事ですが、その分、工程を完了したときの達成感ややりがいもあります。

One Teamだからこそ達成できることがある

2018年1月に楽天モバイル株式会社が立ち上がり、その年の11月に、楽天市場事業部から現在の部署に異動。入社3年目にして、40名を束ねるマネージャーを任されることになりました。入社歴の浅い私にマネジメント業務を任せるのは、会社としてもチャレンジングな選択だったと思います。もちろん入社年数やステップに合わせて研修はありますが、実践の中で学ぶ機会があるのは楽天ならではのカルチャーの一つ。実践しながら考えて動き、振り返りまた実践する、私もこの繰り返しで鍛えられました。

当初のチームメンバーは、35名が新卒で、5名が他事業部からの異動メンバーという構成でした。経験値に差がある中で、業務は多岐にわたり、スピードを意識しながらメンバー全員で同じ目標を目指すことに難しさを感じることもありました。業務を進めていくと、一人でできる仕事は少ないこと、多くの人を巻き込んで仕事を遂行するには、自分の言葉で伝えることがとても重要なことに気付きました。上層部からの指示をそのまま伝えるのではなく、私自身の言葉にして伝えることで、メンバーのモチベーションや業務に対する姿勢が変わっていきました。そして、すべてを自分でやろうとせず、任せられることは任せるようにしました。結果として、その年の目標を達成。チームの成長を実感し、仕事へのやりがいを感じた瞬間でもあります。当時新卒だったメンバーが、今では「楽天モバイル」を引っ張っていく存在となり、とても頼もしいです。

楽天グループには、一致団結という社員共通で大切にしている価値観があります。経験のない領域において課題に取り組むとき、チームが一丸となって、One Teamとなって知識、知見、経験を結集して同じ目標に向かっていく。気持ちを一つにして共に向かう。この価値観は、目標を達成する上で非常に強い推進力となっています。メンバーの意識を育てることがチーム全体の成長につながり、ひいては自分の成長につながっていることを実感しています。

バックグラウンドに関わらず誰もが挑戦できる環境がある

楽天グループでは、自ら学べる機会がたくさん提供されています。私は今年、女性のリーダーシップとエンパワーメントについてのトークセッションイベントに2回ほど参加しました。この中でゲストスピーカーが、リーダーシップを「何とかする力」と表現したことに、はっとさせられました。自分らしいリーダーシップとは何かということを改めて考えるきっかけとなり、見識を広げる貴重な機会となりました。定期的に開催されるイベントやセミナーでは、新しい知識を得たり、既存の知識を深めたりすることができ、自分を成長させる助けになっています。

私は、学生時代からダイバーシティやインクルージョンという分野を学んで活動してきました。将来的には、個々の能力を活かせる環境づくりに貢献したいと思っています。「楽天モバイル」では様々なバックグラウンドを持つ従業員が、同じ目標に向かって日々業務を行っています。例えば、社会人1年目の新人と通信業界出身のベテランが、インドにいるエンジニアとチームを組み、アンテナ設置に向けて議論を交わしていることもあります。こういった場面に立ち会うと、国籍や年齢、性別、社歴に関わらず、チャレンジできる環境が整っていると実感します。手を挙げて意思表示をすれば、活躍できる場を提供してくれる風通しの良さが楽天グループの魅力であり、楽天グループらしいダイバーシティだと感じています。

この職種の求人をみる

もっと見る
Back to top button