日本バスケ界の新星、河村 勇輝選手と楽天がタッグ。 共に描くネクストステップとは

2020年1月、1人の高校生が突如、プロバスケットボール・B.LEAGUEのコートに現れました。その高校生の名は「河村 勇輝」。172cmとバスケ選手としては決して大きくはないその身体で、ドリブルやパスを次々と繰り出しプロの選手を翻弄。多くのバスケファンたちを驚かせました。その後、東海大学に進学した河村選手が選んだのは、楽天とのマネジメント契約でした。その決断の先に描いているネクストステップとは?

史上最年少得点記録、そして日本を代表する次世代の30人に選出

河村選手は今年、福岡第一高校に在学中ながら、「特別指定選手」としてB.LEAGUEの三遠ネオフェニックスに加入しました。デビュー戦で史上最年少出場の記録を作ると、同じ試合で史上最年少得点もマーク。1試合で24得点を叩き出す日もあるなど約2カ月間の在籍で11試合に出場し、このシーズンの新人賞ベストファイブにも選出されました。4月からは東海大学に進学し「男子バスケットボール部SEAGULLS」でプレー。

また10月には、日本を代表し、世界を変えていく30歳未満の30人「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 JAPAN 2020」に選ばれるなど、日本のバスケ界をリードする新星としてさらに注目を集めています。この「30 UNDER 30 JAPAN」は、過去にはサッカーの久保 建英選手や将棋の藤井 聡太二冠など、各界を代表する次世代のホープが多く選ばれているアワードです。

そんな河村選手が目標とするのは、日本人初のNBAプレーヤーで、40歳の今なお現役で活躍する田臥 勇太選手。楽天のイベントにも登壇経験のある田臥選手と同じく、チームを司るポイントガードのポジションを務める河村選手の夢は、日本代表、そしてその先へと続いています。

楽天と共に目指す、日本バスケの未来

河村選手が楽天と共に目指すもの。それは、自身のステップアップ、そして日本バスケの発展に他なりません。

楽天は、米プロバスケットボールリーグ「NBA」とパートナーシップを結び、昨年秋には「NBA Japan Games 2019 Presented by Rakuten」を開催。また、NBA公式動画配信サービス「NBA Rakuten」を通じた日本国内でのNBAの試合配信や、4シーズン目を迎える「ゴールデンステート・ウォリアーズ」とのパートナーシップなど、国内外でのバスケに関する取り組みを加速させています。そんなスポーツ領域で培ってきた様々なノウハウを生かすことで、河村選手のブランディング活動やキャリア構築の支援を行い、日本バスケの発展をリードする存在となっていただけるように、共に歩みます。

「楽天と一緒に『驚きと感動を与えられるプレーヤー』を目指し、私のプレーや挑戦する姿で、社会を元気づけられるよう全力で頑張ります」−−−。今回の契約に際し、河村選手はこんなコメントを寄せてくれました。楽天が創業以来掲げる「エンパワーメント」の精神。両者が共感するその精神を胸に、河村選手と楽天は、最高のコンビネーションを紡いでいきます。

もっと見る
Back to top button