アメリカで広がるRakuten!サンフランシスコで開催した「Rakuten Optimism 2019」をレポート

今夏、国内で初開催となった楽天グループ最大規模のイベント「Rakuten Optimism 2019」。楽天グループのエコシステム(経済圏)の概念とサービスへの理解促進、ブランド価値の向上を目的としたイベントは、リアルの場でたくさんの方に楽天サービスを知っていただく機会となりました。

その「Rakuten Optimism」、実は日本よりも先にアメリカで始まっていたことをご存知でしょうか?

アメリカにおける同イベントは昨年に初めて開催し、今年10月23日に行った本年度のイベントには約3,000人の参加者が集まりました。会場となったのはアメリカ西海岸サンフランシスコの中心部にある「Bill Graham Civic Auditorium(ビル・グラハム公会堂)」。周辺には有名観光地であるゴールデンゲート・ブリッジや”西のウォール街”とも呼ばれるFinancial District(金融地区)、シティホール(市庁舎)などがあります。

楽天は、南北アメリカにおける楽天のサービスを統括する地域本社「Rakuten Americas」をサンフランシスコ市の南隣にあるサンマテオ市に設けています。サンフランシスコ湾を囲むベイエリアは、楽天とパートナーシップを結ぶNBA「ゴールデンステート・ウォリアーズ」の本拠地や、世界的IT企業やスタートアップのリーダーたちが凌ぎを削るシリコンバレーがあり、アメリカ国内、さらには世界へと楽天サービスを展開していく拠点として最適なエリアです。

そのような場所で開催した「Rakuten Optimism 2019」では、アメリカのIT業界で活躍するビジネスリーダーたちと、三木谷をはじめとする楽天のリーダー陣が登壇し、未来のビジネスやテクノロジーについて意見が交換されました。1日の最後は、世界的R&Bシンガー・アッシャーによるライブコンサートが行われ盛況のうちに閉幕!

アメリカでも広がる楽天グループイベントの様子を、フォトギャラリーにてご覧ください。


会場は1915年に建設された歴史ある「ビル・グラハム公会堂」。

会場の外にもイベントエリアを設置。

国内外の様々なパートナーと、共に歩み成長することを大切にする「Walk Together」という企業スローガンを三木谷は紹介しました。

独自の片づけ術がアメリカで大ヒットしている“こんまり”こと近藤 麻理恵さん。片づけの際、物のいる・いらないを「触ったときに、ときめくか」で判断するといった「こんまりメソッド」について紹介。靴下のたたみ方もデモンストレーションされていました。

90年代にヒットし、今もヒップホップ系ファッションブランドとして人気の高い「FUBU」のCEOデイモンド ジョン氏、起業家精神やブランド戦略などの自身の経験から成功の要素について話しました。

最近、日本でも注目されつつあるファッションレンタルサービス。全米で急成長をしているビジネスの起業家として注目を集めるジェニファー フレイス氏が登壇。2008年に「Rent the Runway」を立ち上げ、月額で洋服が借り放題となるビジネスアイデアがヒット。講演では、自身がCEOを務めるもう一つの会社「Jetblack」で採用されている機械学習とAIのテーマについて触れ、人間的な生活とテクノロジー活用のバランスを保つことの重要性について話しました。

講演の後に起きるスタンディングオベーションの景色は素敵でした!

「Rakuten Americas」のCEOを務めるアミット・パテル。消費者体験の未来を切り開く施策について語りました。

楽天が投資し、アメリカでライドシェアビジネスを展開する「Lyft」の共同創業者兼社長のジョン ジマー氏と、大手投資ファンドであるKKRのメディア・オブ・チェアマンを務めるリチャード サーノフ氏が三木谷と共に登壇。ビジネスを行うビジネスリーダー側、そして投資する側の観点から企業の成長と投資、そして革新をもたらすためのディスラプション(破壊)について話し合われました。

ブルージーンズにスニーカー、そしてTシャツのファッションでイベントを支えた会場スタッフ。

全講演16セッションが1日で行われ、約3,000人の参加者にご来場いただきました。

数々のアルバムが全米でミリオンセラーとなったアッシャーのステージ。

イベントのトリを飾るコンサートは90分に及び、多くの観客を熱狂させていました!

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