「ヴィッセル神戸」がビジャと共に悲願の初優勝!2020年、アジアの舞台へ

あけまして優勝おめでとうございます!「ヴィッセル神戸」悲願の初タイトルです!!

2020年1月1日。新しい年を包む独特の澄んだ空気の中、この日がこけら落としとなった新・国立競技場で令和初の「天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会(以下「天皇杯」)」決勝が行われ、楽天グループの「ヴィッセル神戸」が主要タイトル20冠を誇る強豪・鹿島アントラーズをくだし、クラブ創設以来初となるタイトルを獲得しました。

ビジャ選手に有終の美を・・・「一致団結」して挑んだ戦い

元日の風物詩となっている天皇杯の決勝戦。1月1日のピッチに立つことができるわずかな選手たちの中には、昨年11月に今季限りでの現役引退を発表したダビド ビジャ選手の名前もありました。ビジャ選手の手に、現役最後となる優勝カップを。世界的なストライカーにふさわしい花道を用意するため、選手・スタッフはクラブスローガンの通り「一致団結」。初タイトルとなる「天皇杯」を、新しい国立競技場の空に高く掲げました。

©️VISSEL KOBE

思えば2019年は、山あり谷ありの1年でした。開幕7試合で3勝3分1敗とまずまずの滑り出しを見せるも、5月には悪夢の公式戦9連敗。昨年に続くJ1残留争いも経験しました。しかし、逆境の中で6月に就任したトルステン フィンク監督が見事チームを立て直し、リーグ戦でも8位まで順位を挽回。クラブ一丸となって挑んだ初の決勝の舞台でした。

ポゼッションサッカーを合言葉に、「ヴィッセルスタイル」が結実

「ヴィッセル神戸」には2017年7月、元ドイツ代表で10番を背負ったルーカス ポドルスキ選手が加入。2018年5月には「FCバルセロナ」でキャプテンを務めた世界的な名プレーヤー・アンドレス イニエスタ選手、そして2019年シーズンからはダビド ビジャ選手も加わり、FIFAワールドカップの優勝経験者である3人を中心に、ポゼッションサッカーへの転換を図ってきました。共に戦う日本人選手たちも大きく飛躍し、山口 蛍選手、西 大伍選手、古橋 享悟選手は昨年、日本代表にも選出されています。 元日本代表の酒井 高徳選手、現役ベルギー代表のトーマス フェルマーレン選手が加わったディフェンスラインも安定し、 この日もポゼッションサッカーがアントラーズを圧倒。近年取り組んできた「ヴィッセルスタイル」の構築というミッションが、ついに実を結んだのです。

©️VISSEL KOBE

スポーツの力で社会をエンパワーメントするために

最高のスタートを切った2020年は、クラブ創設から25周年という記念すべき年であると同時に、楽天グループとなってから5周年となる節目の年です。楽天グループはこれまでも、スポンサーとしての支援をはじめ、ホーム・ノエビアスタジアム神戸でのキャッシュレススタジアムの推進や、「FCバルセロナ」を招いた大会「Rakuten CUP」の開催など、「ヴィッセル神戸」とのシナジーを生み出す取り組みを推進してきました。楽天グループは2020年も、スポーツを通じて人と社会をエンパワーメントするため、「ヴィッセル神戸」と共に歩んでいきます。

©️Rakuten CUP

アジアNo.1クラブへ、2020年の新たな挑戦

天皇杯を制したクラブに与えられるのが、アジアNo.1を決める「AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)」への出場権です。2月12日から始まるこの大会では、ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)、水原三星(韓国)、そして「FCバルセロナ」でイニエスタ選手ともチームメイトだった元ブラジル代表・パウリーニョ選手などを擁し、ACLでも過去2度の優勝を誇る広州恒大淘宝(中国)との対戦が決まっています。これまでも掲げてきた「アジアNo.1クラブ」という夢は、いまや現実的な目標に姿を変えました。2020年、クラブは、アジアの舞台で待ち受ける厳しい戦いに挑みます。「ヴィッセル神戸」の新たな挑戦から目が離せません!

©️VISSEL KOBE
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