【今さら聞けない!】キャッシュレス・ポイント還元を徹底活用するには? 面倒くさいひとは、迷ったら楽天のワケ

消費税が10%となってから1カ月あまり。皆さんの生活に変化はありましたか?消費税が導入されたのは今からちょうど30年前の1989年で、その当時は3%。以来、1997年に5%へ、2014年に8%へと引き上げられ、今年の10月からついに10%となりました。

ただ、今回の増税では、食品に軽減税率が適用されるほか、2020年6月までキャッシュレス決済で最大5%ポイント還元される「キャッシュレス・ポイント還元事業」(以下、ポイント還元事業)が展開されています。ポイント還元事業を上手に活用することで、どのように家計の負担を減らすことができるのか?今さら聞けない徹底活用術を、楽天グループのサービスを例に、わかりやすくまとめてみました。じつは増税前よりも、お得にお買い物ができちゃうんですよね!

そもそもポイント還元事業とは?最大限活用するには使い分けが有効

まず、ポイント還元事業をおさらいしておきましょう。「詳細は結構、細かいことは気にしない!」という方は、ここは読み飛ばしてください~。

さて、経済産業省が推進するこの事業は、キャッシュレス決済(クレジットカード、電子マネー、スマホアプリ決済、デビットカードなど)で代金を支払えば、対象となる中小企業または個人事業主が運営する店舗では5%、フランチャイズチェーンでは2%分のポイント還元が受けられるという制度です。

楽天グループのキャッシュレス決済手段でいえば、クレジットカード「楽天カード」、スマホアプリ決済「楽天ペイ」、電子マネー「楽天Edy」、楽天銀行の「楽天銀行デビットカード」などが、この制度で登録されています。注意したいのは、それぞれ還元方法が異なる点。「楽天カード」と「楽天ペイ」を利用した場合は「楽天スーパーポイント」での還元、「楽天銀行デビットカード」を使った場合は、楽天銀行の口座へ現金での還元がされます。「楽天Edy」だと、「Edy」での還元になります。ご自身が普段から使っているキャッシュレス手段がどのような還元方法を採用しているのか、予めチェックしておきましょう。

また、それぞれのキャッシュレス手段には、付与されるポイント数の上限が設けられています。例えば「楽天カード」なら、付与ポイントの上限は月15,000ポイント。つまり、「楽天カード」を使って5%還元のお店でお買い物をするのであれば、月30万円(税込み)の利用までポイント還元事業により「楽天スーパーポイント」が付きます。でも、カードの付与ポイント上限に到達したとしても、「楽天ペイ」や「楽天銀行デビットカード」など他のキャッシュレスを併用すれば、ポイント還元が得られる幅をさらに広げることができます。還元期間中に大きなお買い物をするのであれば、支払手段の使い分けが有効なのです。

ちなみに、嬉しいことに多くのクレジットカード会社の場合、通常のクレジットカード決済などで貯まるカード会社が設定しているポイントは今まで通り貯まるため、ポイント還元事業分のポイントが上乗せされる形となります。例えば「楽天カード」なら、クレジットカード決済に伴う獲得ポイントが1%なので、5%還元適用のお店でお会計をするだけで、ポイント還元事業分の5%とカード利用分の1%、合計6%相当分の「楽天スーパーポイント」が還元され、かなりお得感がありますね!

細かいことは抜きに、とにかくお得に還元を受けるにはどうしたらいいの!?

それでは具体的に、街でお買い物する時にお得に還元を受けるにはどうしたら良いかを見ていきましょう。

5%還元を受けられる対象は中小・小規模の店舗なので、街のスーパーやクリーニング屋、ケーキ屋、居酒屋などさまざまなお店ですが、目印は、このPOPやポスター!

一方、2%還元対象のフランチャイズチェーンだと、大手コンビニでは概ね2%還元を実施していて、例外的に2%のポイント分を会計時に「即時充当」する施策をとっています。例えばローソンで1,000円(税込み)の商品をお会計する際、キャッシュレス決済であれば、1,000円の2%にあたる20円相当が還元額として差し引かれ、980円で商品を購入することができるのです。

でも、自分の周りのお店にはポイント還元事業対象のお店があまり無い… そんな方にもご紹介したいのが、「楽天ペイ」が独自で実施する「楽天ペイ」導入全店舗において、「楽天ポイント」を5%還元するキャンペーン(第一弾:2019年12月2日まで、要エントリー)。何と、「楽天ペイ」が使えるお店であれば、ポイント還元事業対象でなくても楽天側がポイントを補填するため、“とにかく5%還元を受けることができる”のです。面倒くさいひとは、迷ったら「楽天ペイ」な理由がコレです。


例えば、日常的に訪れるドラッグストアチェーンや家電量販店はポイント還元事業の対象外ですが、こういった場所でも、キャンペーンにエントリーのうえ、「楽天ペイ」で支払えば、5%のポイントが還元されます。さらに、支払元に「楽天カード」を紐づけていれば、追加で1%、つまり、トータル6%相当のポイントが還元されるのです。

コンビニで「楽天ペイ」を使うと、ポイント還元率がさらに高くなるカラクリ

コンビニでの支払いだと、「楽天ペイ」ならではの嬉しい点があります。「楽天ペイ」で決済した場合、コンビニでは2%分の値引きが適用された「後」の金額に、キャンペーン期間中は5%のポイント還元が適用されるのです!つまりコンビニで1,000円(税込み)のものを「楽天ペイ」でお会計すると、2%分(20円)が差し引かれた980円を支払い、その5%分にあたる49円相当のポイントが還元されるのです。「楽天ペイ」に「楽天カード」が紐付いていれば、さらに追加で1%分にあたる9円相当のポイントが獲得できます。1,000円のお買い物ならば、最大で合計20円値引き+49円相当のポイント+9円相当のポイント=78円相当の還元が受けられるので、とても大きいですよね。

なお、この「楽天ペイ」のキャンペーン、第一弾の実施は今年12月2日(月)までとなっています。まだ「楽天ペイ」を使っていない楽天会員の方は、早めにダウンロードしましょう! また、来年1月にもキャンペーン第二弾を始める予定で、詳細は決まり次第キャンペーンページにて発表となります。

<楽天ペイが使えるお店>
https://pay.rakuten.co.jp/shop/

<期間中、楽天ペイ導入全店舗で5%還元するキャンペーン>
https://pay.rakuten.co.jp/campaign/2019/1001_5percent/

ネットショッピングも、ポイント還元事業の対象に

また、楽天グループで嬉しいのは、「楽天市場」のお買い物もポイント還元事業の対象になることです。「楽天市場」には現在4万7千以上の店舗が出店しているのですが、そのうち2万以上の店舗がポイント還元事業の5%還元対象店として登録されています。

還元を受ける方法は、ポイント還元事業に登録されているクレジットカードを使って「楽天市場」内の還元対象のショップでお買い物をするだけなので、とても簡単です。

目印は、「キャッシュレス5%還元対象」のアイコンです。例えば、1万円近くする自転車のチャイルドシートレインカバー(商品価格9,970円(税込み))を5%還元対象のお店で買うと、かなりお得に!

なお「楽天市場」は通常でも、「楽天会員」であれば100円につき1ポイントが付きます。そして楽天のサービスを使えば使うほど「楽天市場」でもらえるポイントがアップする「SPU(スーパーポイントアップ)」というプログラムがあるため、「楽天カード」で決済すれば+2倍のポイントが加算されます。なので、「楽天カード」で支払えば普段から3倍のポイントが付与されるのですが、それにさらに5%分がポイント還元事業として上乗せされ、合計8%相当分のポイントが付与される計算となるのです。

先ほどの9,970円のレインカバーだと、「楽天カード」で支払うだけで、8%分に相当する795円分のポイントを獲得することができるというわけです。

「楽天市場」でお買い物をする際は、「楽天モバイル」、「楽天証券」、「楽天トラベル」など他の楽天サービスも利用することで「SPU」によるポイント倍率をどんどん高めていくことができます。また、「5と0が付く日」や、「楽天イーグルス」、「ヴィッセル神戸」、「FCバルセロナ」が勝利した翌日は付与されるポイントがアップするキャンペーンなども行っていますので、ぜひキャンペーン内容もチェックしてみてください。

<楽天市場におけるキャッシュレス・消費者還元事業>
https://event.rakuten.co.jp/campaign/cashless/

<SPU(スーパーポイントアッププログラム)>
https://event.rakuten.co.jp/campaign/point-up/everyday/point/

<毎月5と0のつく日は楽天カード利用でポイント5倍>
https://event.rakuten.co.jp/campaign/card/pointday/

<勝ったら倍キャンペーン>
https://event.rakuten.co.jp/campaign/sports/

【検証】3人家族の生活でシミュレーションすると、7,500ポイント以上お得に

本当にそんなにお得なのか?検証のために、ポイント還元事業、そして「楽天ペイ」のキャンペーンなどを利用して1カ月生活した場合に獲得できるポイントをシミュレーションしてみたいと思います。

例えば、子どもが1人いる3人家族の場合だと、食料品はポイント還元事業対象のお店で「楽天カード」で買い(「ポイント還元事業」5%還元+「楽天カード」1ポイント/100円=6%相当還元)、外食、日用・消耗品、美容院代は「楽天カード」を紐付けた「楽天ペイ」で支払い(「楽天ペイ」5%還元キャンペーン+「楽天カード」1ポイント/100円=6%相当還元)、洋服はポイント還元事業対象の「楽天市場」店舗で「楽天カード」を使って支払った(「ポイント還元事業」5%+「SPU」3倍還元=8%相当還元)という試算をしてみたところ、なんと、ひと月で7,594円分のポイントをゲットできることが判明!単なるオール現金払いだった場合に比べ、「ポイント還元事業」と楽天のサービスを利用したキャッシュレス払いのほうが断然お得であることが一目瞭然という結果に...。


貯まったポイントはちゃんと使えるの!?

それでは、「楽天スーパーポイント」が貯まったら、どのように使うのが良いでしょう。

「楽天スーパーポイント」は、年間で2,500億円相当が発行されていて(2018年実績)、総合満足度No.1のポイントプログラムに選ばれています(出典:ポイントに関する調査、有効回答=1,000、インターネット調査、2018年10月、実施機関:マイボイスコム)。その貯まりやすさにも定評がありますが、「楽天市場」や「楽天トラベル」、「ラクマ」、「楽天ブックス」をはじめとする楽天の多種多様なインターネットサービスで使うことができる点で、使い勝手がバツグンです。

「楽天ペイ」、「楽天ポイントカード」、「楽天Edy」を使えば、貯まったポイントをコンビニやドラッグストアなど、街でも使うことができます(※「楽天Edy」の場合は、貯まった「楽天スーパーポイント」を「楽天Edy」にチャージすることで電子マネーとして利用が可能)!これら3サービスが利用可能なのは全国で300万箇所にも上るため、街のあちらこちらで「楽天スーパーポイント」払いができるんです。なお、嬉しいことに、楽天のサービスでは「楽天スーパーポイント」で支払った場合、ポイント支払い分に対してもポイントが付与される仕組みになっています。

ネットや街でも幅広く使えるため、貯まった「楽天スーパーポイント」の用途に困ることはありません!

ポイント還元事業は複雑で分かりにくいという声もありますが、還元対象のお店ならばキャッシュレスで決済した方が断然お得だということがお分かりいただけたかと思います。「ポイント」は今や、節約手段のひとつとして注目されています。大手銀行の定期預金の金利でさえ0.01%と言われる時代、クレジットカードの利用でポイント獲得が受けられるだけでも大きいですが、さらに5%以上の還元が受けられる機会があれば、活用しない手はないですよね。

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