World University Basketball Series 2023を開催 ダンクシュートとダンスが大会を彩る
楽天でアスリート支援をはじめ、スポーツ事業をグローバルで展開する「Rakuten Sports」が運営協力した、「Sun Chlorella presents World University Basketball Series 2023」(WUBS 2023)が8月に開催され、台湾のNCCU(国立政治大学) GRIFFINSが優勝を飾りました。
4日間にわたって東京で開催されたWUBS 2023には、アジアを中心に7つの国と地域から計8大学が集まり熱戦を繰り広げました。会場の国立代々木競技場第二体育館には、4日間合計で約10,000名が来場。また、オンラインやテレビで試合を視聴した人数は全世界で延べ1,500万名以上にも上りました。クライマックスの決勝戦では、日本の白鷗大学SOLDIERSとNCCU GRIFFINSが対戦し、GRIFFINSが底力を見せて2023年の王座を勝ち取ったのでした。
日本のバスケ文化を育む取り組み
楽天は近年、数々のバスケットボールのイベントを開催しています。2019年と2022年に開催された「NBA Japan Games」では、それぞれトロント・ラプターズとヒューストン・ロケッツ、ワシントン・ウィザーズとゴールデンステート・ウォリアーズが対戦し、日本のNBAファンを熱狂させました。
楽天が運営する動画配信サービス「NBA Rakuten」は、日本のファン向けにNBAに関するあらゆる情報を提供しています。他にも楽天は、パートナーシップ契約を結ぶゴールデンステート・ウォリアーズとの協力により、池之上青少年交流センター(渋谷区)のコート改修などといった取り組みも行ってきました。
また楽天では、スポーツとエンターテインメントを通じて持続可能な世界を目指す楽天のプロジェクト「スポーツとともに、もっといい未来へ。A BETTER FUTURE TOGETHER」に取り組んでいます。今回のWUBS 2023ではその枠組みの中で、これからのアスリートの型にはまらないキャリアパスを描く意欲を持ってもらうことを目的に、向上心にあふれるダンサーたちを集める取り組みを行いました。
12名のダンサーがハーフタイムショーで躍動
このプロジェクトでは、世田谷区で開催したオーディションによって12名のダンサーを選び、WUBS 2023のハーフタイムショーでパフォーマンスを披露するスペシャルダンスユニット「A BETTER FUTURE TOGETHER Dance Crew」を編成。選出されたメンバーたちは大会本番前の数週間を掛けて、NBAチームの元ダンサーらが振付を手掛けた演目の練習に励みました。今回は、そのメンバーたちに、このダンスチームに参加しようと思った動機と、実現したい夢について話をうかがいました。
Reikoさん: NBAのスピリットをWUBSに
ユニットの指導に当たったのは、青森県出身でチアリーディング競技経験のある小笠原礼子(Reiko)さん。NBAチームのダンサーになりたいという夢を追ってアメリカに渡り、NBAのユタ・ジャズとデトロイト・ピストンズでプロダンサーとしての経歴をお持ちです。
ハーフタイムのパフォーマンスを終えた後、Reikoさんは「NBAチームのダンサーとして学んだことを、ここにいるみんなに伝えたいと思っていました」と話しました。
「A BETTER FUTURE TOGETHER Dance Crew」の活躍の場は、WUBSのハーフタイムショーだけではありません。メンバーのそれぞれの個性にもフォーカスを当てられるように、「Rakuten Optimism」のステージなど楽天が開催する他のイベントにメンバーが登場したり、公式SNS上で各メンバーの紹介を行ったりなどの取り組みも行われました。
「(プロジェクトを通じて)メンバー全員にそれぞれ注目してもらえたことは、とても良かったと思います。こんな風にチームで踊っていると、一人ひとりにスポットを当てることはなかなかできないですからね」
Nahokoさん: ダンスを通じて笑顔を届けたくて
メンバーの1人であるNahokoさんは、NBAチームのダンサーになるという夢に向かって頑張っています。
「私の夢でもあるNBAチームのダンサーを経験したReikoさんがプロジェクトのディレクターで、しかも振付も手掛けられると知って、『これだ!』と思いました。何のためらいもありませんでした」
このダンスチームに参加したことで、Nahokoさんは先輩たちの経験や知識を吸収できたと語ります。
「今は別の仕事もしていますが、踊ることが何より一番好きです。ダンスだけで生活できたら最高なんですが、日本では難しいのが現実です。私の根本にあるのは、人々を笑顔にしたい、インパクトを与えたい、そしてそれをもっと多くの人に届けたいという思い。だからNBAダンサーの夢を目指そうと心に決めました」
Sanaeさん: 次の世代を育てるために
アメリカのプロアメリカンフットボールリーグであるNFLのチアリーダーを目指すSanaeさんも、ReikoさんをはじめとするNBA経験者が関わるこのプロジェクトに惹かれたと言います。
「日本で開催される国際大会の場なので、本当に恵まれた環境です。ここで踊れたことが本当に幸せです。照明が素晴らしかったし、お客さんの反応も最高でした。実は去年の大会のハーフタイムショーを観ていて、そのときから、どうやったら自分もチームに加わることができるだろうと思っていたんです」
Sanaeさんは最近、若い世代のダンサーを育てるスクールを開設したそうです。
「小学生のときからダンスをしていますが、大人になると、ダンスだけではなかなか食べていけません」と、Sanaeさんは残念な思いを語ります。「でも、そういうハードルを強い意志で乗り越えて、突き進んでいく人も中にはいます。私の場合、人生のモットーは『笑顔の連鎖を作る』。自分のスクールを開いたのは、それが理由です」
Ayaneさん: 好きなことと母親業の両立
Ayaneさんは、アメリカンフットボールチームの現役チアリーダーです。
「アメリカでダンサーの経験がある人の話を聞くと、ダンサーでも子どもがいたり、結婚していたり、少し年齢が上だったりするのは当たり前だそうです。日本はまだそこまでのレベルには達していません。私のように子どもがいても夢を追いかけられるような環境作りの手助けをしたいと思っています。ダンスを将来まで長く続けられるスポーツにしたいんです」
Ayaneさんの娘は、最近「チアリーディング」という言葉を覚えたそう。
「娘にはいつも励まされているんです。私のことを友達に自慢しているみたい」と、Ayaneさんは嬉しそうに語ります。
「私にとってはそれがエネルギーになります。子どもたちには私の姿を見て、自分の夢を――ダンスでも他のことでも――恐れずに表現しようと思ってほしいですね」
Sheenaさん: 教えて、踊って、思い切って挑戦
Sheenaさんはヒップホップダンスの経験があり、現在はダンス講師の仕事をしています。何か新しいことに挑戦したいと、今回のプロジェクトのオーディションを受けました。
「とてもエキサイティングでした。今回、何よりもまずこのチームに入れたこと、そしてチームで頑張ってきた成果を会場の皆さんにお見せできたことが本当に嬉しいです」
Sheenaさんは、今後もダンスを仕事として続けていこうと決めているそうです。
「今までドラマやミュージックビデオのセットで踊ったことは何度もありますが、今回はまったく違う経験でした。このチームに加われて本当に幸せですし、今回のパフォーマンスを企画して、自分を試すチャンスを与えてくださった楽天さんに感謝したいです」
多くの人々の夢をかき立てたWUBS 2023
今年のWUBS 2023は昨年より出場チーム数も増え、世界レベルの大学バスケットボールチームが一堂に会して競い合う、またとない刺激的な機会となりました。また、WUBS 2023のためのダンスチームを特別に編成したことで、ダンスには新しい夢に火を灯す魔法の力があることを示した大会でもありました。
楽天はこれからも、「A BETTER FUTURE TOGETHER」をはじめとして、それぞれに持続可能な未来を描く力を与える取り組みを支援していきます。