楽天、日本版「エンプロイヤー・ブランドリサーチ2018」情報/サービス業部門で1位を受賞

就業先として最も「人材をひきつける魅力のある企業」を選ぶ日本版「ランスタッドアワード2018」が27日、都内で開催されました。楽天は業界別「情報通信/サービス業」のカテゴリーにおいて第1位、総合では第10位に選ばれました!表彰式には、受賞企業やメディア、行政機関、経済団体などの関係者約800人が会場に集まり、盛大なイベントとなりました。

「ランスタッドアワード」とは

「ランスタッドアワード」は、勤務先を選ぶ上で重要な指針となる「就業先としての企業の相対的な魅力度(エンプロイヤーブランド)」の高い企業を、独立した第三者機関による調査*のもと選定、表彰します。2000年にベルギーで最初の「エンプロイヤーブランド・リサーチ」が実施されて以降、オランダのグローバル人材サービス企業である「ランスタッド」により、毎年世界各国で調査と表彰式が開催されています。18回目の今回は世界30の国と地域にて行われました。

*日本国内における調査対象者は、潜在的な就職活動者である社会人と学生の男女7,105人。全国から性別、年齢、居住地域に基づき18~65才の対象者が任意に選出され、2017年11月10日~2017年12月1日の期間、日本で営業する大手企業約225社(国内企業180社、外資系企業30社、注目企業15社)に関するWebアンケート調査が実施されました。

勤務先を選ぶ上で指標となる10項目のうち2項目が1位

アンケート調査では、就職活動者が企業を選ぶ際に重視する点を「財務健全」、「安定雇用」、「キャリアアップ」、「CSR」、「仕事内容」、「職場環境」、「ワークライフバランス」、「社会的評価」、「最新技術」、「給与」の10の指標に分け、企業に対して持っている率直なイメージを分析し、各指標別にトップ10ランキングが決められます。

楽天は「キャリアアップ」、「仕事内容」の2項目で第1位を獲得!楽天には、国内外において70以上の多様な事業、多様なサービスがあるため、幅広いポジションで働く機会があります。自ら未来を切り拓こうという意志をもった人には、活躍できるフィールドは果てしなく広がっています。

employees「職場環境」の指標ランキングでは第2位

東京本社で働く社員の約20%以上は日本以外の国から来た社員が働く多国籍な環境があり、その出身国・地域数は70を超えます。国籍、年齢、障がいの有無に関係なく多様性のある環境で、意見を交わし合い、イノベーションを起こしていくことは、楽天の企業ミッションに沿うものです。表彰式に登壇した楽天の常務執行役員 兼 グループマネージングエグゼクティブオフィサーである杉原 章郎は、「働く場所を心地良くすることを考えました。機能的で働きやすいだけでなく、くつろげたり、遊び心をもったり、仕事に集中したり、集って話し合うことができるような、快適な環境を社内に整えています」と社内環境について話しました。Employer Brand Award_HRphoto-2

表彰式後には受賞者によるトークライブが行われ、「多様な人材活用と働き方改革」のテーマのもと、多様な価値観を受け入れながらも企業として一つにまとまる上で、企業の経営理念(ミッション)の浸透が重要な点として議論されました。

杉原は楽天の企業ミッションの浸透について、「創業当初から続く朝会では、情報が全社員で共有され、それぞれが得た情報を持ち帰り、自律的なアクションに変えます。トップの経営陣も年に5、6回は全世界から集まり、数日間かけて、今何をすべきかを話し合います。そして、その内容はそれぞれの社員に伝えられます。企業文化や考えが絶えず共有されることで、楽天の企業理念が働く人の中に浸透していくように取り組んでいます」と創業当時から続く楽天の企業文化を紹介しました。

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(左)中央大学大学院戦略経営研究科教授 佐藤氏(中央)パナソニック人材戦略部部長 三島氏(右)楽天 常務執行役員兼グループマネージングエグゼクティブオフィサー 杉原

イベント終了後、杉原は今回の受賞について「もっと上に行かないといけないと思いました。簡単なことではありませんが、社員一人ひとりが目標に向かってしっかりと働けるように、人事の施策を考えていきたいです」と感想を述べました。

創業初期わずか6人の社員だった楽天は現在、世界1万4千人以上の従業員をグループとして擁しています。今後も、新しいサービスとイノベーションを生み出すために、一致団結してさらに魅力的な企業となることを目指していきます!

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大勢の受賞企業関係者で賑わった授賞式会場

▷ランスタッドアワード2018: 総合ランキング業界別ランキング10の指標別ランキング

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