【Employee Voice: Yuichi】「やってみたい」を形に。楽天で組織と事業を動かし、新たな価値を創造する

2 hours ago < 1 min read

Yuichi
楽天マーケティングジャパン部
リンクシェア・ジャパン株式会社（出向）
クライアントデベロップメント部
マネージャー

現在の仕事内容

リンクシェア・ジャパン株式会社（略称：リンクシェア）の新規営業部門のマネージャーとして、未取引のお客様への営業活動を統括しています。新規営業に関する戦略立案から始まり、新規営業先の選定、アポイント獲得、新規商談、プレゼンテーション、契約、稼働準備、ローンチまでの一連のプロセスを管理しています。新規営業の仕事は、単なる物売りではなく、お客様の課題を深く理解したうえで解決策を提案することに本質があります。ご発注いただいた瞬間は大きな喜びですが、本当のやりがいはそこで終わりません。実際に配信をスタートし、成果が出て、お願いして良かったとお客様に喜んでいただけたとき、営業としての存在意義を強く感じます。また、メンバーが受注し成果をあげた際には、自分のこと以上に誇らしい気持ちになります。

楽天に入社した理由

芸術学部を卒業後、デザイン事務所でデザイナーとしてキャリアをスタートしました。その後、制作会社で新規営業と制作を担当しました。当時担当していたお客様が「楽天市場」に出店されていたご縁で、店舗の売上拡大に向けた提案機会をいただきました。
この時、自身の専門外であるECサイト運営に関する知見が不足しており、当初は提案がうまくいかず悔しい思いもしました。しかし、その経験から、未知の領域に挑戦することの面白さや、新たな知識を習得することへの魅力を強く感じるようになりました。
こうした経緯から、2015年に楽天への入社を決意いたしました。

楽天で働く魅力や醍醐味

楽天では、自らの意欲次第で、多岐にわたる挑戦が可能です。もちろん与えられた職責を全うすることが前提にはありますが、その姿勢が新しい挑戦の機会につながる環境であると感じます。また、新たな企画提案に対しては部署全体で積極的に耳を傾け、その実現に向けて組織を挙げて後押しする文化が根付いています。こうした文化があるからこそ、常に高いモチベーションを維持し、業務に邁進できています。
また、このような環境は、私自身の業務における組織課題の解決と事業成長をも強く後押ししてくれています。
私は新規営業を担当しており、初回商談から提案受注、稼働準備、ローンチまでが役割です。ローンチ後は既存担当の営業部門へ引継ぐこととなっているのですが、中には結果が伴わず、そこに至る前に終了してしまうケースがありました。そこで、新規ローンチ案件を0から育て上げることに特化した部門が必要だと感じて提案したところ、他の部門長からも後押しをいただき、結果として、専用部門の立ち上げを実現することができました。その部門では、業務の専門性を高めることで効率をアップさせるとともにお客様の満足度向上にも寄与することができ、我々新規営業のメンバーも自信をもって提案ができるようになりました。

主導したプロジェクト

私が主導した中でも特に大きなプロジェクトは、楽天の独自の効果計測システムを活用した広告配信の企画立案と実現です。この取り組みは、リンクシェアだけでなく他事業部との連携が不可欠な挑戦でした。他事業部に協力を仰ぐため、上長と連携し、各部署のキーマンとの交渉を進めるなど、多くの関係者の力添えをいただきながらプロジェクトを推進する必要がありました。自分一人では完結しない難易度の高いプロセスでしたが、私は自己成長の絶好の機会と捉え、積極的に取り組みました。
その結果、この取り組みによる効果として年間1億円規模の利益を生み出す成果を上げることができました。現在は拡販に向けた体制整備を進めています。

また、チーム全体の生産性向上とグループ全体の成果の最大化のため、新規営業体制の変更を主導したこともあります。従来は一人の営業担当者がアポイント取得からクロージングまでを一貫して担当していましたが、営業プロセスの各フェーズで高い専門性を追求するため、役割分担制を導入しました。具体的にはインサイドセールスがアポイント取得を担当し、フィールドセールスが初回商談からローンチまでを担当する体制に刷新しました。
その際、単に上から指示するのではなく、誰がどの役割を担うかについて、メンバー一人ひとりと事前に議論を重ね、メンバーを巻き込みながら進行することを意識しました。メンバー自身が主体的に関わることで、変革へのモチベーションが高まり、自発的な行動につながると考えたからです。
この体制変更の結果、各部門が専門性を高めることで業務効率が大幅に向上しました。それだけでなく、お客様の満足度向上にも大きく寄与し、私たち新規営業のメンバーも自信を持って提案に臨めるようになりました。

今後の目標について

リンクシェアにおける新規事業を立ち上げ、成長を加速したいと思っています。特にB to Bにおける営業支援のマーケットが今後大きく成長すると考えており、楽天のアセットを生かした革新的な事業創出に挑戦していきたいという目標があります。新規事業の企画は、私にとって新たな挑戦となりますが、AIなどを用いた最新技術も積極的に活用し、学びながら、新たな取り組みを日々模索しています。周囲には目標となる魅力的な人々が多く、そうした仲間に刺激を受けながら、学びと挑戦の毎日を送っています。