【Employee Voice : Stephen】開発者が仕事をしやすい環境をいかに生み出すことができるか
Stephen
2017年 中途入社
ECマーケットプレイス開発部
勤務地:名古屋支社
経歴
ニューハンプシャー大学で学位を取得。2004年、音楽やアニメなどで関心を持っていた日本へ。東京のソフトウェア会社でデータベースとデータ移行の仕事に従事。2007年、名古屋に移り、ERPパッケージのカスタマイズ、在庫管理アプリケーション、自動倉庫システムなど、さまざまなプロジェクトに取り組む。
2017年、楽天に入社。名古屋支社のシステム強化の部署でアシスタントマネージャーとして12人を率いる。
Why Rakuten
より多様な人たちと幅広い仕事ができる環境と楽天の理念に惹かれ入社
楽天に入社するまで、小さな会社で13年間働いていました。その後、東京の喧噪から離れたくて名古屋に移り住みました。より多様な人たちと一緒に仕事ができ、より幅広いシステムや技術に触れることができる環境を求めていた時、楽天と出会い、面白そうだと思いました。
楽天については、「楽天市場」というECのイメージが強かったのですが、カード事業など、いろんな事業を展開していることも知っていました。ちょうど新しい開発グループを作ろうとしているということを知り採用ページや、従業員のインタビューページを通じて、事業や業務内容の幅広さ、独特のワークカルチャーがあること、楽しんで仕事ができる環境があることを理解しました。特に楽天の企業理念である「ブランドコンセプト」や「成功のコンセプト」などの「楽天主義」にとても興味を持ちました。
担当業務について
システム強化チームを率い、システム開発者の開発環境を改善し、組織を横断しても仕事がしやすくなるよう取り組みを進める役割を担っています。例えば、新しい開発ツールや技術を研究したり、ベストプラクティスの導入方法を考えたりしています。
開発の仕事をしやすくする新しい技術やツールは、たくさんあります。開発者とコミュニケーションすることで疑問や課題を見つけられることもありますし、ディスカッションやミーティングを積極的に行って、新しい技術やツールのアイディアを手にできることもあります。
様々なアイデアをチームで情報共有をすると、メンバーからやりたいことが上がってきます。リーダーとしてそれを理解し、チーム全体で仕事をどう配分して、どう動かしていくか、取りまとめていくのが、私の仕事です。
現在、担当しているのは、「楽天市場」の定期購入、頒布会、予約購入のシステムです。
ユーザーからの申込みに基づいて、注文を確定するシステムは10年ほど前に作られたものですが、大きなトラブルはなかったので、不具合対応をすれば十分維持はできる状態でした。しかし、古いシステムのままでは、新しいサービスや機能を追加したりすることに、大きな手間がかかります。サービスをさらに改善していくためには、システムそのものを更新していくことが求められていました。
最初のプロジェクトは、サーバー上で動くレガシーアプリケーションを、最新のクラウドベースのソリューションに移行することでした。これにより、サービスの開発やテスト、機能を付加していくために必要な時間が大幅に短くなりました。
長期的なミッションは、私たちが成長し続けることができるよう、グループ内での知識移転を促進していくことです。チーム内で情報を効果的に共有する方法や、新しいメンバーの成長をスピードアップさせる方法を見つけることも含みます。
また、何度も同じ問題に直面したりすることがないよう、過去にやってきたことを活かすための「仕組化」などの取り組みも進めています。
所属チームについて
-多様なカルチャーやバックグラウンド、キャリアを持つチーム
多様なカルチャーやバックグラウンド、キャリアを持つ人々が集まっているチームです。メンバーの半分は外国籍で、主にインドや中国の出身者です。
仕事のアプローチの仕方も様々です。仕事において細かくきちんとしたアプローチを取るメンバーは、システムに変更を加えたり、新しい機能を実装したりする時、スムーズな移行に大いに力を発揮してくれます。広い視野を持つメンバーは、新しいアイディアについて議論する時、大いに力を発揮してくれます。
チームの連帯感が強くなるよう、意識しています。週に1度、全体の進捗を確認するためのミーティングを行っています。みんなが助け合うサポーティブなチームであり、すべてのメンバーがポジションに関係なく、オープンにコミュニケーションできる環境があります。話しやすく、働きやすい。みんなとても仲が良く、いつも一緒にランチを食べています!
楽天の魅力
楽天は、未来を創っている
楽天は、未来を創っている会社だと思っています。ビジネスとサービスの領域を日本でどんどん拡大していますが、楽天は世界中の幅広い層に価値を提供していくことができる可能性を持っていると感じています。私たち楽天の従業員は、ビジネスやサービスを通じて、世の中に変化をもたらしたり、社会や人々のよりよい生活に貢献していけるということです。
「think globally – act locally」という言葉がありますが、楽天が起こすアクションは、いずれはグローバルにインパクトを与えることができると思っています。
私たちの仕事は、「楽天市場」のユーザーだけではなく、店舗様にも関わってきます。私たちは、ユーザー、店舗様、社内という3つのグループと一緒に働き、それぞれ異なる観点から、ニーズを見抜いていかないといけません。関係者全員のために最高のサービスを開発することが求められるだけに、大きく成長する機会に恵まれています。
また、楽天のカルチャーを象徴する「楽天主義」をとても気に入っています。難しい技術に挑まなければいけないときなど、このカルチャーがとても生きてきます。
支社で働く魅力
一緒に働いている仲間たちの顔がよく見える
名古屋支社は約100人の規模ですが、一緒に働いている仲間たちの顔がよく見える、というのが、大きな魅力だと思います。いろいろな部署がありますが、垣根を超えてコミュニケーションをすることができます。
また地方では、プライベートでも、家があるホームタウンと、より近い距離で働くことができます。
週末には名古屋を離れて、岐阜や三重に観光やハイキング、神社仏閣に出かけることもあります。妻と娘と、一緒に遊びに行く事もあり大切な家族の時間です。私は山登りが好きなのですが、四日市市の近くにある御在所には毎年、訪れているお気に入りの山があります。とても素晴らしい景色が見られますよ。
※所属表記・記事の内容は、取材当時の内容に基づきます。